英バッテリー新興企業、アストンに高性能電池供給
アストン マーティンは、2025年に発売する同社初のEV向けに「高性能」バッテリーを開発するため、英国のブリティッシュボルト社と提携することを発表した。
【画像】アストン マーティンのPHEV【ヴァルハラを写真でじっくり見る】 全84枚
ブリティッシュボルトはEV用バッテリーを手掛ける新興企業で、最近ロータスの新型EVスポーツカーにバッテリーを供給することが明らかになり、注目を集めた。
アストン マーティンは、「最も魅力的な超高級パフォーマンスEVの創造」を目標とし、「サーキットでの実用性、充電時間、航続距離の新基準」を目指すと述べている。
両社の共同研究開発チームは、専用モジュールやバッテリー管理システムを含むバッテリーバックの設計、開発、量産化を行う。また、ブリティッシュボルトがアストン マーティンのEV用に円筒形の高性能セルを開発し、その能力を最大限に引き出すことになるという。
英国のゲイドンを拠点とするアストン マーティンは、2024年にPHEVスーパーカーのヴァルハラ、2025年に同社初のEVを発売し、2026年までにすべての新型車に電動パワートレインを設定する予定だ。
現在展開する車種ではメルセデスのパワートレインなどを採用しているが、ブリティッシュボルトとの提携は、メルセデス・ベンツとの既存の契約を補完するものであるとしている。
アストン マーティンのトビアス・ムアースCEOは、次のようにコメントしている。
「この強力な提携は、アストン マーティンの109年にわたるエンジニアリングの熟練と、急成長中のテクノロジー企業の専門知識を融合させるものです。ブリティッシュボルトと協力することで、アストン マーティンのEVのベンチマークとなる新技術を生み出すことができると確信しています。この技術は、高性能で超高級、そして最高水準の持続可能性という当社の評判に見合うものです」
「株主であるメルセデス・ベンツAGとの緊密な戦略的関係を補完するこのパートナーシップは、アストン マーティンにさらなる技術とスキルを与え、電動化の選択肢を広げるでしょう」
ロータスに続く提携 野心的なシェア拡大計画
ブリティッシュボルトのオーラル・ナジャリ社長は、次のように述べている。
「この提携は、顧客と手を携えて持続可能なバッテリーセルを共同開発・製造することの価値を改めて明らかにするもので、自動車メーカーは優れた製品を提供できるようになります」
「ブリティッシュボルトの低炭素で持続可能なバッテリーセルを搭載したアストン マーティンのEVの誕生を心待ちにしています。このような提携は、エネルギー転換を成功させるための唯一の方法です」
ブリティッシュボルトとアストン マーティンの提携は、ロータスとの既存の提携と密接に関連していると、最高商務責任者のオリバー・ジョーンズは述べている。
「高性能な自動車用バッテリーの市場は、現在あまり充実していません。主要の大手バッテリーメーカーは現在、大量生産されている乗用車市場に注力していますが、わたし達は市場の両端にある分野、特に商用車や高性能車に供給していきます」
ジョーンズ氏によると、ブリティッシュボルトはアストン マーティンのバッテリーを、パワートレイン・パートナーであるメルセデス・ベンツの既存のバッテリー・サプライヤーとともに供給する予定だそうだ。アストン マーティンのEVパワートレイン全体の開発に参加し、バッテリー管理、制御、冷却など、最高の性能を発揮できるよう支援するという。
また、同社はエネルギーとパワーのトレードオフの必要性を減らし、同時に非常に高速な充電も可能にする「ユニーク」なバッテリーデザインを開発しているとジョーンズ氏は言う。
「高性能分野に集中することで、妥協のない環境で技術を押し進めることができ、当社のすべての製品に有益なトリクルダウンをもたらします」
ブリティッシュボルトは、高性能車と商用車の市場に特化することで「3~4年後」にバッテリー年間生産能力を30Gwまで拡大できると考えている。その頃には、一般の乗用車市場でも存在感を強める狙いだ。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
追突事故を避ける「2秒ルール」ご存知ですか? あおり運転にならず割り込まれもしない、ほどよい安全な車間距離の保ち方をお教えします
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
本当にこのフェイスでいいのか