いすゞ自動車とホンダは2023年12月22日、両社が共同研究を進める燃料電池(FC)大型トラックの「GIGA FUEL CELL(ギガ フューエルセル)」の公道における実証走行を同日より開始したと発表した。
いすゞとホンダは、高積載量・長時間使用・長距離走行・短時間での燃料供給が求められる大型トラックのカーボンニュートラル化において、CO2排出ゼロの水素を燃料とする燃料電池技術が有効であるという考えを共有する。そして、2020年1月に燃料電池大型トラックの共同研究契約を締結し、燃料電池の大型トラックへの適合性や車両制御など基礎技術基盤の構築を進める。そして、いすゞが燃料電池システムの開発および供給パートナーをホンダに決定し、2023年5月に両社で合意書を締結した。
いすゞとホンダがタッグを組んで開発する燃料電池大型トラックをジャパンモビリティショー2023で初公開
両社は実証実験を目的として、いすゞの新型トラクタヘッドのギガ(CYJ77C-WX 低床4軸8×4、GVW25t)に、ホンダ製のFCスタックと交流同期電動機のモーター、70MPaの高圧水素タンク、駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載したモニター車「GIGA FUEL CELL」を製造し、ナンバーを取得。荷台部にはISUZUとHONDAのロゴ、水素分子を示すH2、車名のGIGAおよび燃料電池を意味するFUEL CELLなどを表記する。この新進の燃料電池大型トラックは、ジャパンモビリティショー2023のいすゞブースにおいて初めて一般公開。そして、この展示車と同型の試作車両を使用して、公道における実証走行をスタートさせた。
実証走行に際しては、両社それぞれの物流グループ会社であるいすゞロジスティクスとホンダロジスティクスの協力を得て、水素燃料活用の可能性と燃料電池車両の実用性を検証する。実施期間は2024年9月まで行う計画で、走行場所は関東近郊(栃木・埼玉・東京・神奈川の1都3県)を予定。主な検証内容としては、実用面で荷役作業や公道走行による車両実用性の検証と水素充填を含めた車両運行管理、車両開発の面ではFC大型トラックの市場適合性などを確認する構想を立てている。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
【今日発売】BYDシールに国内最速試乗 AWDで537ps・航続およそ600kmにして実質537万円の戦略価格
約160万円! ホンダ「最小&最安コンパクトカー」が人気スギ!? 全長4m以下でMTありの「爆売れ国民車」記録更新! 精悍顔の「ブリオ」インドネシアで好調
我らが[カウンタック]と同じガルウィングなのに160万の衝撃!! [トヨタセラ]の動くサウナ説ホントか!?
フェラーリ初のSUV「プロサングエ」買うなら年収はいくら必要? 価格未公表の「超人気モデル」を手に入れるために“お金よりも必要なもの”とは?
スタイリッシュな新型「4ドアセダン」発売! 1000台限定で「495万円から!?」 日本の道で試したBYD「SEAL」の実力とは
みんなのコメント
長距離トラックの場合、EVだとバッテリー重量や給電時間の課題がありFCVのほうが向いていると言われている
ぜひ日本メーカーが開発の先頭を走ってほしいです
タンク検査が必要です。
耐久性も10年 αです。
タンクの交換費用は初代ミライで200万円以上。
要はEVのバッテリーがタンクに代わるだけ…
EVもFCVも水素エンジンも更なる
ブレークスルーが必要でしょう。
実証実験に期待します。