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マセラティのまったく新しいSUVは800万円台後半で2023年デリバリー! 全長5m切りを達成したグレカーレを世界初公開

掲載 更新 6
マセラティのまったく新しいSUVは800万円台後半で2023年デリバリー! 全長5m切りを達成したグレカーレを世界初公開

 この記事をまとめると

■マセラティから新型SUVとなるグレカーレが発表された

ベースの「エンツォ・フェラーリ」を超えた美しさ! MC12というマセラティの至宝

■内燃機関版、ハイブリッド、そしてBEVの3タイプのドライブトレインを用意する

■日本での予約受注は6月上旬から、価格は800万円台後半からを予定

 話題のマセラティの新型SUVが世界初公開

 イタリアで唯一のラグジュアリーカーブランドであることを公言するマセラティのラインアップに大きな変化があったのは2016年のことだった。それまでセダンとスポーツカーを中心としたラインアップにSUVのレヴァンテが加わったのだ。レヴァンテは、マセラティらしいプレミアム性とスポーティさを合わせモデルとして人気を博し、マセラティのラインアップになくてはならないモデルとなっている。

 そして2022年、マセラティが新たなSUVを市場に投入する。それが3月22日にワールドプレミアされたグレカーレだ。

 マセラティ・グレカーレは、”The Every day Exceptional(毎日が格別)”のコンセプトのもとに開発されたまったくの新しいSUVであり、エレガンスとパーフォーマンス、汎用性、そして革新性をバランスさせながら、性能と快適性、安全性を確保。類まれなオフロード性能と妥協ないドライビングプレジャーの提供を実現している。

 そんなグレカーレは、内燃機関版とハイブリッドに加え、マセラティ初のBEVもラインアップされる。先だって発表されたのは内燃機関版とハイブリッド版であり、300馬力の直4マイルドハイブリッドエンジンを搭載した「GT」、330馬力の直4マイルドハイブリッドエンジンを搭載する「モデナ」、MC20にも搭載されるネットゥーノエンジンをベースにした530馬力3リッターV6を搭載する「トロフェオ」の3モデルが発表されている。

 BEV版の「フォルゴーレ」登場は1年後となる予定だ。

 BEV版である「フォルゴーレ」のスペックに関しての詳しいアナウンスはまだないが、こちらもマセラティらしい官能性を持ったモデルになるであろうことは想像に難くない。

 日本での予約は6月からで価格は800万円台後半からを予定

 このグレカーレは、いまどきのSUVらしく広さと快適性にこだわりを持つが、マセラティらしい性能、つまりはドライバビリティやハンドリング、加速度(0-100km/h加速3.8秒/トロフェオモデル)、最高速度(285km/h/トロフェオモデル)などを有し、また、音質、ウッド、カーボンファイバー、レザーなどの高級素材が使用されることで、さまざまな点においてクラス最高レベルを実現している。

 GTバージョンのボディサイズは全長4846mm、全幅2163mm(ミラー含む)、全高1670mm、ホイールベース2901mm、リヤホイールトレッドは1948mm(トロフェオではさらに拡大)で、レヴァンテよりもひとまわり小さいボディは、日本にもよりマッチしたサイズといえそうだ。

 グレカーレの特徴のひとつとも言えるデザインに関しては、MC20以降のすべての新型車で共通の特徴となるマセラティの新しいビジュアルシンボルが取り入れられた。フロントには低く堂々としたグリルを備え、またリヤにはジウジアーロがデザインした3200GTから着想を得たブーメラン型のテールライトが与えられ、そして各所にカーボンファイバーを用いたパーツが採用される。美しい流線形のフォルムを持つボディによるクーペ効果で、グレカーレはまるでスポーツカーのような仕上がりとなる。

 キャビン内で特筆すべきは、マセラティ伝統の時計盤をはじめ、デジタル化されたユーザーインターフェースだ。ダッシュボードのセンターに設けられた時計盤は、音声コントロールによってときに車載コンシェルジュへと変化する。また、時計盤の下にはタッチ式の12.3インチ大型スクリーンと8.8インチディスプレイが設けられ、車両のさまざまな設定をディスプレイを通してコントロールすることが可能になっている。これらはすべて、マセラティ・インテリジェント・アシスタント(MIA)マルチメディア・システムという最新鋭のインフォテインメント、マセラティ・コネクトで管理される。

 また、キャビン内では、マセラティらしい咆哮と臨場感あふれるソナス・ファベール3Dサウンドシステムによるオールラウンドなサウンドを体験できる。

 さて、もっとも気になるグレカーレの走りに関してだが、こちらも心配はなさそうだ。マセラティの新システムとなるヴィークルダイナミックコントロールモジュール(VDCM)がもたらす卓越したハンドリングと360度の車体制御により、ドライバーはダイナミックな快適性と忘れ難いドライビング体験を融合したグレカーレの走りを満喫できるそう。コンフォート、GT、スポーツ、コルサ(トロフェオのみ)、オフロードの各ドライブモードが、状況に応じてグレカーレのポテンシャルを引き出してくれる。

 世間の注目を一身に浴びてデビューしたマセラティ・グレカーレ。日本での発売は6月上旬から予約を受け付け、デリバリーは2023年上旬を予定している。気になる価格は800万円台後半からとなりそうだ。続報に期待したい。

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みんなのコメント

6件
  • フロントデザインがマカンみたいでアカン 
    あとjaguarの旧Fタイプクーペの様にも見える
  • こんな高い車、要りません。
    失礼ですが、高級車に乗ってるドライバー、
    下手でマナー悪いですよね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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