メルセデスがEVのコンパクトミニバン「EQT」を5月10日に世界初公開。高級感にも自信

独メルセデス・ベンツは4月20日、コンパクトセグメントの電動バン「コンセプト EQT」の予告画像を公開するとともに、現地時間5月10日午前11時（日本時間同日18:00）に実車をワールドプレミアすると明らかにした。

コンセプト EQTは、商用車部門「メルセデス・ベンツ・バンズ」が開発中のコンパクトピープルムーバー「Tクラス」をプレビューするコンセプトモデル。「ルノー カングー」などとプラットフォームを共用するとみられるTクラスには、内燃機関モデルも設定されるものの、「エレクトリック・ファースト」というメルセデスの経営戦略により、電動版のコンセプトが先にお披露目されることとなった。

今回公開されたのはフロントマスクの一部のみだが、スリーポインテッドスターが配されたグリルや薄型のLEDヘッドライトはEQシリーズに共通のディテールで、コンパクトセグメントとはいえ、コンセプト EQTはメルセデスにふさわしいデザインを纏って登場するようだ。そのネーミングからは、TクラスのEVバージョンが「EQT」となることも示唆され、メルセデスによればコンセプトカーのデザインは、ほぼプロダクションモデルと同じとのこと。量産版のTクラスおよびEQTにも期待が膨らむ。

より大型の「Vクラス」と同様に、Tクラスは商用車をベースとしつつも、それを忘れさせる上質な内外装を採用するようで、メルセデスはスモールバンセグメントにかつてないクオリティを持ち込むと表明。それゆえ、コンセプト EQTの室内スペース、インテリアの多用途性、コネクティビティ、そして安全性能等はいずれも高い水準に達しているようだ。

コンセプト EQTの公開には、メルセデスの経営幹部に加え、伝説的スケーター「トニー・ホーク」も参加するとのこと。興味ある人は見逃さないようにしたい。

Comments

みんなマツダ車に似てくるね。

EVバンバン出て来るけど、日本じゃまだインフラが追い付かないから厳しい
欧州内がEVの環境は一番いいのかな？中国も共産党独裁だから侮れないな・・・