メルセデス-AMGは、ベルギーで27日から30日にかけて開催されるスパ・フランコルシャン24時間レースにて、「メルセデス-AMG GT4」をデビューさせると明らかにした。メルセデス-AMG GT4は「メルセデス-AMG GT R」をベースに、国際GT4クラス規定に則して開発されたレース向けモデル。車両のデリバリーは2017年末頃に開始される予定だ。
「GT4クラスは市販車をベースとしたマシンを使用するため、すでに車両が完成した状態からモータースポーツを始められるのが魅力です。近年人気は上昇しています」と話すのはメルセデス-AMGのトビアス・ムアースCEO。さらに「また、すでにGT3クラスに参戦しているチームにとっては、GT4クラスをドライバー育成のために利用できるメリットもあります」と述べる。
2016年6月に発表されたベース車のメルセデス-AMG GT Rは、サーキット走行を視野に入れて開発され、もともと高いポテンシャルを持つ。メルセデス-AMG GT4はそこからさらにサーキットポテンシャルが引き上げられている。
エアロパーツ類では、フロントセクションはよりフラットな形状とされ、ラジエターグリルの傾斜も変更されている。これにより空気の流れと冷却性能の向上が追求されている。またフロントのダウンフォースを高める大きめのフロントスプリッターも装備されている。メーカーによればメルセデス-AMG GT Rはサーキットごとのセッティングを出しやすいように、標準状態ではニュートラルなハンドリング特性を発揮するエアロダイナミクスが追求されており、メルセデス-AMG GT4もその特性を踏襲する。そのうえでリアウイングはセッティングの幅がベース車よりも拡大され、コースに応じて空気抵抗とダウンフォースの幅広い調整が可能となっている。
搭載する4リッターV8ビターボエンジンは、最高出力510hp、最大トルク600Nm以上を発生するとのこと。GT-Rに比べデチューンされているが、耐久性やメンテナンスが少なく済むように配慮されているとのことだ。
メルセデス-AMGによると、すでにラウジッツ・サーキットで30時間の耐久テストを消化済みで、今年後半の発売までに3台のプロトタイプにてさらなるテスト走行を実施。あわせて3万キロ以上のサーキットランを予定しているとのことだ。
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