ハリウッドの人気俳優ブラッド・ピットは、最近サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)でマクラーレンのF1マシンをドライブし、そのスキルで『Sky F1』のマーティン・ブランドルを驚かせた。
現在公開中の大ヒット映画『F1/エフワン』で架空のベテランF1ドライバーのソニー・ヘイズ役を演じたピットは、COTAで2023年仕様のマクラーレンのマシンをテストするという貴重な機会を与えられた。ランド・ノリスとブランドルのふたりが、レース愛好家である61歳のピットの指導を行った。
ブラッド・ピット、映画『F1/エフワン』公開を前にF1初走行を実現「唯一無二の感覚。しばらく興奮状態だった」
このテストはマクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンが手配したものだが、その結果はどうだったのだろうか? エンジンの回転音よりもオスカーの話題に慣れている男の、驚くべきスピードと真剣さが発揮されたのだ。
■「手堅い走り」を見せたブラッド・ピット
ブランドルもプライベートセッションでマクラーレンのMCL60をドライブしたが、彼はピットの落ち着きと好奇心に心から感銘を受けた。
「彼(ピット)は素晴らしかったし、手堅い走りだった。ただ乗り込むのは、簡単なことではない。いろいろなことが起こっている」と、ブランドルは『Sky Sports F1』に語った。
「素晴らしい経験だった。ブラッドは愛すべき人物で、最高の仕事をしてくれたと思う」
ブランドルは、ピットの集中力の高さを物語る瞬間について語った。
「私がエンジンのかけ方や、どのクラッチパドルを引くかといったことについて説明を受けているとき、彼も椅子を引いて座って話を聞いていた。より多くのことを知りたいと思っていたからだ」
「彼は印象的だった。これは私にとって73台目のF1マシンだったが、彼にとっては初めてのマシンだった。そしてクラッシュもしなかった」
「彼にレースに興味があるかと聞いたら、彼は明らかにそれについて考えた後、『サイド・トゥ・サイド、ホイール・トゥ・ホイールのレースについては自信がない』と言っていた」
「私のテレビキャリアのなかで最高の1日のひとつ、いや、最高の日だった!」
■「ブラッド・ピットは自分のデータを見たがっていた」
ブラウンも、ピットのパフォーマンスについて意見を述べ、このテストは単なる宣伝活動ではなかったと語った。
「それは我々にとって喜びだった。あなたがクルマを無事に戻してくれることはわかっていたよ」と、ブラウンはブランドルに伝えた。
「先日アンドレア(・ステラ/マクラーレンF1のチーム代表)とこのことについて話したのだが、ドライバーの考え方に関してのあなたのフィードバックの一部は非常に興味深く、役立つものだったので、我々自身もそこから価値を得ることができた」
ピットに関しては、ブラウンはその献身を称賛するばかりだった。
「マーティンがモータースポーツで報酬をもらっていたのには理由があるが、ブラッドは素晴らしい仕事をしたし、とても真剣に取り組んでいたと言えるだろう」
「あとで彼と話をしたところ、彼は自分のデータを見たがっていた。ブラッドはレーシングドライバーよりも俳優として優れていると思うが、真面目な話、彼は非常によい仕事をした」
初めてF1のパワーを味わったピットは、パドックの尊敬を勝ち取っただけでなく、エンターテインメントとモータースポーツの世界ですでに注目を集めている映画プロジェクトに、さらなる真実味を加えた。
https://twitter.com/McLarenF1/status/1937918941877207541
[オートスポーツweb 2025年07月20日]
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