MotoGP第5戦フランスGPのMoto2クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは、Fantic Racingのアロン・カネットだった。
Moto2クラスに参戦する日本人ライダーは小椋藍(MT Helmets - MSI)と佐々木歩夢(Yamaha VR46 Master Camp Team)のふたりとなっているが、小椋はQ2へ直接進出し、佐々木がQ1からの出走となった。
■Moto3フランス予選|日本勢が全員Q2進出も上位ならず。ポールポジションはダビド・アロンソ
佐々木は前戦スペインGPではフリー走行中の転倒で予選、決勝を欠場。第3戦アメリカズGPも欠場しているため、3戦ぶりの予選参加となった。
Q1で佐々木はセッション前半を、トップから約1秒差の10番手タイムで折り返した。Q2進出に向けては、かなりの差がある状況だった。
後半のアタックで佐々木は自己ベストを更新したものの、トップとの差を覆すことができず、予選Q1を9番手タイムで終えた。
予選Q2はマニュエル・ゴンザレス(QJMOTOR Gresini Moto2)が1分35秒497の暫定トップタイムで、セッション後半へ。小椋は前半のアタックでは0.6秒差の14番手に留まった。
その後、小椋は不運に見舞われてしまった。セッション後半のアタックに向かった際、ピットレーン出口でエンジントラブルが発生したのか、マシンが止まってしまったのだ。そのため小椋はそのままピットへ戻らなくてはならず、アタックに出られない不完全燃焼な予選になってしまった。当然、自己ベストを更新することはできず、最終的に小椋は17番手となった。
なおポールポジションを獲得したのは、1分35秒037をマークしたカネット。2番手にはジョー・ロバーツ(OnlyFans American Racing Team)、3番手にはセルジオ・ガルシア(MT Helmets - MSI)が並んだ。
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