6月9日、フランスのサルト・サーキットで2024年WEC世界耐久選手権第4戦ル・マン24時間レースを前にした『テストデー』が始まった。午前10時から3時間にわたって行われたセッション1では、トヨタGAZOO Racingの7号車GR010ハイブリッド(ホセ・マリア・ロペス/小林可夢偉/ニック・デ・フリース/セバスチャン・ブエミ/宮田莉朋)の可夢偉がトップタイムを記録している。
最高峰ハイパーカークラスに新マニュファクチャラーを迎え、GTカテゴリーはGT3車両で争う『LMGT3』へと変貌を遂げるなど、新たなトピックも数多い第92回大会。プラクティスは12日水曜から開始、決勝は15~16日に行われるが、このレースウイークを前にして、9日に午前3時間、午後3時間の計6時間のテストセッションが設けられている。
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舞台はフランス西部サルト県ル・マンに位置するサルト・サーキット。ブガッティ・サーキットの常設部分と公道区間をつなぎ合わせた、1周13.626kmの正式名称『ル・マン24時間サーキット』がこの日一年ぶりに“出現”し、ル・マン24時間レースに参戦する3クラス62台の車両がサルトの地を踏みしめた。
晴れ渡る空の下、日陰は肌寒く、日向は直射日光が強く照りつけるコンディションのなか、セッションはスタート。10時のグリーンフラッグと同時に多くの車両がコースインしていった。
8号車トヨタでは、事前の中嶋一貴TGR-E副会長のコメントどおり、リザーブドライバーの宮田莉朋が4周の計測を行う。その後、宮田はレースに出場するクール・レーシングの37号車オレカ07・ギブソンのドライブへと移っている。
開始40分を前に、赤旗が提示される。これはピットアウト直後の3号車キャデラックVシリーズ.R(キャデラック・レーシング)がストップしたため。10分強の中断ののち、セッションはリスタート。各車は走行を再開していった。
11時32分には、レースウイークに向けたテストを兼ねてセーフティカー(SC)が導入。3台のSCが同時にコースに入った後、1台へと統合、パスアラウンドが行われたのち、12時10分にグリーンフラッグを迎えた。
12時32分にはフルコースイエローが導入されるが、2分後には解除に。その後も、トラックリミット違反への警告やペナルティなどはあれど、概ね順調にセッションは進んでいたが、終了3分前となる12時57分、ポルシェコーナーでダブルイエローが提示されたのち、赤旗となった。クール・レーシング37号車のロレンツォ・フルクサのクラッシュが原因であった。
この赤旗によってセッションは終了。トップタイムは、7号車可夢偉が8周目に残した3分28秒467となった。もっとも、スローゾーン、赤旗、セーフティカー等の運用時間が長かったこともあり、ベストタイムでのリザルトは、あまり参考にならないケースも多そうだ。
LMP2クラスのトップタイムとなる3分37秒044はIDECスポールの28号車オレカ07・ギブソンがマーク。LMGT3ではアコーディスASPチームの78号車レクサスRC F GT3を駆るケルビン・ファン・デル・リンデが4分00秒106という最速ラップを刻んでいる。
LMGT3クラスの日本勢は、チームメイトのひとりがホセ-マリア・ロペスからジャック・ホークスワースに代わった木村武史組87号車レクサスRC F GT3はクラス2番手に。小泉洋史組82号車シボレー・コルベットZ06 GT3.R(TFスポーツ)が同13番手、佐藤万璃音とニコ・ピノに濱口弘が加わる95号車マクラーレン720S GT3エボ(ユナイテッド・オートスポーツ)が直後のクラス14番手に続く。今大会に限り星野敏がステアリングを握る777号車アストンマーティン・バンテージAMR GT3(Dステーション・レーシング)はクラス最後尾の23番手となっている。
テストデーのセッション2はこのあと現地時間15時30分(日本時間22時30分)から3時間、行われる予定だ。
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