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ヤマハ:スプリントは2台揃って完走「たとえ結果に現れていなくても、今の方向性はとても良い」/第3戦アメリカズGP

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ヤマハ:スプリントは2台揃って完走「たとえ結果に現れていなくても、今の方向性はとても良い」/第3戦アメリカズGP

 4月13日、2024年MotoGP第3戦アメリカズGP MotoGPクラス 土曜日のセッションがサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われた。モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームのファビオ・クアルタラロは予選16番手を獲得してスプリントは15位、アレックス・リンスは予選15番手を獲得してスプリントは16位で終えている。

 クアルタラロ、リンスはともに予選Q1からのアタックとなり、ミディアム/ソフトのタイヤを選択。リンスは早々から2分01秒台に入れ5番手につけると、セカンドアタックで2分01秒893まで縮めるが、順位は変わらず。さらにクアルタラロはラストアタックで自己ベストを0.08秒縮め、2分02秒089で6番手につけた。そのあと転倒も喫していたが、特に大きな怪我はなかったようだ。

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 それによりふたりは予選Q1敗退となり、リンスは15番グリッド、クアルタラロは16番グリッドが確定した。迎えたスプリントレースでは、クアルタラロが抜群のスタートで13番手に浮上。3周目まで順位をキープしていたが、マルコ・ベゼッチ(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPチーム)、アレックス・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)に先行を許してしまう。その後はマルケスを追いながら、最後まで順位を守り切り、15位でチェッカーを受けた。

 一方リンスも好スタートで12番手に浮上するが、2コーナーでコースオフ。最後尾まで後退することになったが、早々に挽回を図り、17番手でオープニングラップを終える。その後、ヨハン・ザルコ(ホンダ・カストロールLCR)とのバトルを制した後、クアルタラロの背後に迫り、追いかけていく。しかし、わずかに及ばず、16位でフィニッシュとなった。

■ファビオ・クアルタラロ(予選:16番手、スプリント:15位)
「アレックス・マルケスの後ろを走っていたんだ。第2セクターと第3セクターは僕のほうが速いけれど、第1セクターと第4セクターは彼のほうが上。だから追いついては離されての繰り返しで、結局、最後までパスすることはできなかった。僕たちは今週、走行のたびにマシンに大幅な変更を試みてきた。そのため今日のスプリントレースでも、これまで使ったことのない仕様で走っていたんだ。その意味で、大きな変更をトライできる今のポジションも悪くないと思っているよ」

「たとえ結果に現れていないとしても、今、取り組んでいる方向性はとても良いと感じている。明日も午前中で新しいものを試し、もし良いアイディアが得られれば、それを決勝レースで使うよ。今のポジションにこだわる必要はなく、それよりもさまざまなことにトライしていくことが、今後の方向性に関するヒントを与えてくれると思っている。それによって将来を見据えたポジティブなアイディアが生まれるんだ」

■アレックス・リンス(予選:15番手、スプリント:16位)
「スプリントレースは非常に厳しい展開だった。スタートでマルコ(・ベゼッチ)のトラブルに巻き込まれてしまったことで、より一層、苦しくなってしまった。オープニングラップの第2コーナーで彼と一緒にコースを外れることになり、最後尾まで後退してしまったんだ。そのあとは自分の走りに集中し、何回かオーバーテイクもして少しずつポジションを挽回していった」

「とてもハードな戦いだったよ。後半戦は苦戦し、終盤の数ラップはフロントのフィーリングが十分に感じられない状態になってしまったから、今、原因を確認しているんだ。このような問題が起こらないようにするためには、少し乗り方を調整して、うまく適応していかなければならないね」

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みんなのコメント

2件
  • cb1********
    MOTOGP観戦しても、ホンダとヤマハは、ほとんど映りません。
    クラッシュの時だけ、画面の隅に「遺影」が出ます(泣)
    これじゃあ、応援しようがないよ。。。
  • tom********
    あれだけヤマハを酷評していたクアルタラロからポジティブな言葉が聞けるとは。
    代表も変わるしヤマハの内部は良い方向に進んでいるのかな?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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