アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1デビューイヤー最後のレースであるアブダビGPを、8番グリッドからスタートすることになった。
角田はアブダビGPで初日から好調な走りを披露。予選でもQ1から速さを発揮し、Q2ではメルセデス勢以外では唯一ミディアムタイヤを履いてこれを突破してみせた。
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続くQ3では1回目のアタックで好タイムを記録したものの、最終コーナーでトラックリミット違反があり、タイム抹消。2回目のアタックは振るわず、8番手に終わることになった。
「最初のアタックは、他車のスリップストリームを使えなかったのに、本当に良いラップができました」
角田はそう語る。
「限界ギリギリに留まっていればいいなと思ったんですが、白線を越えてしまいました。でも、それがルールなので、僕の責任です」
なおチームメイトのピエール・ガスリーも、ミディアムタイヤでQ2を突破することを目指したが、これは叶わず……Q2敗退となった。この結果、角田はデビュー以来初めて、ガスリーを予選で打ち負かしたということになる。
「僕にとっては、自信になりました」
ガスリーの予選結果を上回ったことについて、角田はそう語った。
「この1年、僕の主な課題は自信を持てるかどうかということだったと思います。(開幕戦の)バーレーンではフィーリングがよかったんですが、今回初めて、バーレーンよりも自信を持つことができました」
「最終戦でそう感じられたというは、少し遅すぎたかもしれませんが……良いことだと思います。こういう形で1年を終えられるのは、来年に向けていいことだと思います」
「この3レースは、なかり改善できています。でもレースでは、特にスタートがあまり良くないので、明日それをうまくこなせるようにしたいと思います。そして、ポイント獲得を目指したいです」
なおアブダビGPは、ホンダにとってはF1最終レース。これについて角田は、改めて次のように語った。
「もちろん、ホンダがF1を離れるのは悲しいことですし、残念です。でもその最終戦で、僕はミディアムでQ3に進出することができ、マックス(フェルスタッペン/レッドブル)を獲得しました」
「でも重要なのは明日で、それに向けて準備する必要があります。僕はホンダのために走って、それで感謝を述べたいと思います。でも、ホンダがF1からいなくなってしまうのは残念です」
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