ドゥカティのマルク・マルケスはMotoGP第8戦アラゴンGPに向けて、あまりプレッシャーは感じていないという。
マルケスは第7戦終了時点でランキングトップ。直近のスペイン、フランスそしてイギリスでは勝利こそ逃しているが、安定した速さでライバルとのポイント差を拡大することに成功している。
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そして今週末のアラゴンGPは、マルケスが最有力候補と見られるレースだ。昨年ドゥカティ陣営に移籍したマルケスは、アラゴンGP全てのセッションで最速となり、スプリントそして決勝を勝利。ドゥカティのマシンで初めて勝利し、復活を強く印象付けた場所だ。
それだけに今年もマルケスに対する期待は高いが、彼はここで再び勝利しなくてはというプレッシャーはなく、ポイント差の拡大に集中しているという。
「焦りは感じていないんだ。僕にとっては、(ランキング)首位でレースを終えるだけで十分だからね」
「(3位となった)シルバーストンでは問題を抱えているとは感じていなかった。ル・マンではスプリントで勝利して、2番グリッドスタートだったから、まずまずだった。前回(イギリス)のレースは少し苦しんだかもしれないけど、週末を通して僕よりも速かったライダーはアレックス・マルケス(グレシーニ)だけだったんだ」
「そして、理屈の上では彼のほうが有利なコースで、僕らはリードを広げることができたんだ」
マルケスはアラゴンが自分にとって相性の良いコースだということは認めている。そのため、最初からいいリズムに乗っていきたいと語った。
「ここは”悪い”赤じゃなくて、緑色でマークされている場所なんだ」
「僕にとっては良いコースだ。悪いコースならちゃんと言うけど、ここはそうじゃない。優勝を争いたいと思っているし、最初のプラクティスから力強い走りがしたい。それが僕の期待していることだ」
「それを現実のモノにする時なんだ。リズムに乗って、そして週末を通して誰が上手くやっていて、誰がそうじゃないのか、速いライバルは誰なのか、自分たちの立ち位置はどの場所なのかを把握することが必要だ。でも、僕が目指しているのは優勝だよ」
なお今シーズン、ライバルを圧倒する速さを見せてきたマルケスだが、彼にとって大きな懸念となっているのが転倒だ。マルケスはアメリカズGP、スペインGP、そしてイギリスGP(赤旗中断前)で転倒を経験してきた。そのため、彼も警戒を強めている。
「間違いなく、より注意している」とマルケスは言う。
「言うまでもなく失敗だった。これまでミスはあまり多くなかったけど、そのミスは全て日曜日に起きてしまっている。これは僕が修正し改善する必要のあるモノで、取り組んでいる所だ」
「ミスは直していく必要があるけれど、僕はまだ25ポイントリードしている。もし50ポイントの差をつけられて、ミスについて話していたら、もっと深刻な状況だっただろうね」
そして昨年見せた強さから、今年のアラゴンGPでも優勝候補としてマークされていることについては、こう語った。
「僕としては、明確な優勝候補と目されるのは良い事だよ。もちろん、”圧”ではあるけどね。何年もMotoGPで争ってきたから、それに対する対処方法も学んできている」
「上手くいかなかった時、ニュースの見出しになってしまうのも良いことだ。つまり、上手くやるのが当然になっているということだからね」
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