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インディカーに参戦のアロウ・マクラーレンSPがヒュルケンベルグに続いてバンドーンをテストへ

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インディカーに参戦のアロウ・マクラーレンSPがヒュルケンベルグに続いてバンドーンをテストへ

 NTTインディカー・シリーズに参戦するアロウ・マクラーレンSPは、インディカー・ドライバーの評価プログラムの一環として先日のニコ・ヒュルケンベルグに続いて、メルセデスからフォーミュラEに参戦するストフェル・バンドーンをテストする予定のようだ。

 2021年は、パト・オワードが最終戦までチャンピオンを争ったアロウ・マクラーレンSP。2022年シーズンもオワードとフェリックス・ローゼンクヴィストのコンビを継続することが発表しているが、シーズン途中に3台体制に変更することも検討している。

インディカー初テストを終えたヒュルケンベルグ。マシンは“ステアリングモンスター”

 25日にヒュルケンベルグがバーバー・モータースポーツパークでインディカー初テストをアロウ・マクラーレンSPから実施し、好印象を語っていたが、今度はバンドーンにテストの機会を与えるようだ。

 バンドーンは、メルセデスF1のリザーブドライバーを務めながら、メルセデスEQフォーミュラEチームからフォーミュラEに参戦。2020-21シーズンはランキング9位となったが、チームメイトのニック・デ・フリースがチャンピオンを獲得し、バンドーンも1勝を挙げるなどチームタイトル獲得に貢献している。

 しかし、ダブルタイトルを獲得したメルセデスは、2021-22のシーズン8を最後にフォーミュラEへのワークス参戦撤退を発表している。

 アロウ・マクラーレンSPの代表を務めるテイラー・キールは、「2023年に3台体制になることを目指しており、2022年はその架け橋のシーズンになると思う」

「現時点で何もコミットしていないが、すべてのオプションを同時に評価している。理想的なシナリオでは、3台体制でできる限り多くのレースに参戦するが、人員とドライバーの観点から適切に適応しなかればならない。経済的な動機がないので、意思決定には多くの柔軟性がもたらされる」とコメント。

 3台体制への計画にあたって、2017、2018年とマクラーレンからF1に参戦したバンドーンのように才能のあるドライバーをF1のパドックで注視していると語る。

「多くの興味が寄せられており、我々のドアをノックする人はたくさんいるよ。けれど、我々はそれを乗り越え、プログラムに最適なドライバーをみつけないといけない。たしかに、我々はF1に興味を持っていたので、ファミリーをF1パドックに連れていくことも役立つと思っているよ」とキール。

「ストフェルは明らかにチームとコネクションを持っている。だから簡単なことだった。我々は彼に何かをしてもらおうと思っている。彼は確かに才能のあるレースドライバーだ。けれど、我々は世界中から手を差し伸べている」

「チームや組織にとって現在は成長軌道にいて、エキサイティングな時期だ。消化することがたくさんあり、通過することがたくさんある。けれどエキサイティングな見通しがたくさんあるよ」とコメントしている。

 WEC世界耐久選手権にもJOTAからLMP2クラスに参戦しているバンドーン。アロウ・マクラーレンSPからインディカーテストを実施する時期はまだ発表されていない。

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みんなのコメント

4件
  • たいして実績も実力も無いのに勘違いしてホンダをディスりまくって、ホンダに乗りたくても乗れなくなった人か。
  • GP2時代にチームメイトの松下に負け無し、ポイント独走状態でチャンピオン獲得。翌年スーパーフォーミュラと掛け持ちしながらマクラーレンリザーブで代理出走でいきなりマクラーレンにポイント獲得と、かなり才能あるドライバー。リザーブの頃は「ファンドーネ」って訳されていて「コイツやりおるな」と感じだった。スーパーフォーミュラ走っていたからF1デビュー前後は日本のファンにも人気があった。ただその後ヒゲ眉毛に同調して評価を落としたと言わざるを得ない不運な人。あの時異論を唱えていればその後の選択肢はもっとあったかもね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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