今季もKONDO RACINGの一員としてスーパーGT・GT300クラスに参戦するジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ。彼はそのスーパーGTと並行して、ブラジルのストックカーシリーズに参戦することが明らかとなった。
これまで約20年にわたって日本のレース界で活躍してきたデ・オリベイラは、2010年にはフォーミュラ・ニッポン(現スーパーフォーミュラ)でチャンピオンに輝き、スーパーGT・GT500クラスでも数々の勝利を記録。2019年からGT300クラスに移ると、KONDO RACINGで2020年と2022年にタイトルを獲得した。
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そんな数多くの実績を誇る43歳のデ・オリベイラだが、日本のレース界で今以上のキャリアアップや成長を見込めないのではという思いもあり、この度新たな挑戦に足を踏み入れることになった。それが母国ブラジルのストックカーシリーズであり、フルタイム・スポーツからトヨタ・カローラクロスをドライブすることになる。
これでデ・オリベイラは今季、日本とブラジルでふたつのレースカテゴリーを掛け持ちすることになった。しかし両カテゴリーは2大会で日程重複がある。スーパーGT第2戦富士、第3戦セパンの週末だ。そこはストックカーの参戦が優先されるようで、デ・オリベイラはスーパーGTに関しては上記2大会を除く6大会の参戦になるという。
デ・オリベイラの代役として富士とセパンでGT-Rを走らせるドライバーは発表されていないが、KONDO RACINGは公式テストなどでは金丸ユウを第3ドライバーとして参加させている。
今回の発表に際し、デ・オリベイラは次のようにコメントを寄せた。
「日本が大好きで、日本はいつまでも僕の一部だけど、新しいチャンスを求める必要があった。自分にはまだ多くのものをもたらす力があると思っているし、実際高いレベルで戦えているので、挑戦しない理由はない」
「また、日本ではこれ以上の成長の余地はあまりないのでは、という不安もある。GT500で13年、スーパーフォーミュラで9年、そしてここ5年間はGT300で楽しくレースをしてきたが、これからも自分自身に挑戦し続けたい。それは常に僕にとって大切な要素だ」
「時々、GT300での自分の活躍があまり注目されていないように感じることもある。昨年の鈴鹿での最終戦でポール(※Q2最速タイム。Q1との合算で予選総合は5番手)を獲得してコースレコードを更新した時も、ニュースにもならなかった。もし僕が若手で過去5シーズンのような成績を残していたら、いつGT500に昇格していてもおかしくないはずだ……そういうことも、新しい挑戦を求めるきっかけになった」
「そんな中でKONDO RACINGから、ブラジルのストックカー選手権と重ならない6戦に出てほしいと声をかけてもらった時は、正直驚いたし、すぐにイエスと答えた。自分のことをそこまで評価してくれたことが本当に嬉しかった。彼らは僕の考えを理解してくれたし、今はとにかく結果で応えたい、その一心だよ!」
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