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F1を骨の髄まで遊び尽くせ! ライト層からマニアまで楽しめる公式ゲーム『F1 23』を徹底レビュー

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F1を骨の髄まで遊び尽くせ! ライト層からマニアまで楽しめる公式ゲーム『F1 23』を徹底レビュー

 現在好評発売中のF1公式ゲーム『F1 23』。2023年シーズンのF1は束の間のサマーブレイクに突入し、既に“F1ロス”となっているファンも少なくないはず。

 そんな中で、F1の世界を存分に体感できる『F1 23』はこの夏にぜひともプレイしたい作品となっている。

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 ゲームを起動すると、まず流れるのはF1公式オープニングと同じ映像。これから“F1が始まる”という高揚感に包まれるに違いない。それでは、収録されている主なモードを紹介していく。

■カジュアルにレースを楽しめる『F1 WORLD』

 そもそも、こういったゲームは様々なモードが存在するため、まず何から手をつければ良いかが分からない方も多いかもしれないが、気軽にF1レースを楽しみたいという方は、まず『F1 WORLD』モードがおすすめだ。

 このモードの中には、単発レースの『GRAND PRIX』や『タイムトライアル』があり、好きなチーム/ドライバー、好きなサーキットで思う存分走ることができる。最強レッドブルRB19に乗るマックス・フェルスタッペンになりきるも良し、アルファタウリの角田裕毅を操作するも良し。2022年シーズンのFIA F2のデータが収録されているため、DAMSの岩佐歩夢を選択するという遊び方もあるだろう。

 もちろん、各種アシストも充実。初めてF1ゲームをプレイするという方も、ステアリングアシストやブレーキアシスト、トラクションコントロールを駆使すれば、比較的アーケードゲームに近い操作感で遊ぶことが可能。上級者はこれらのアシストを全てオフにすることで、レーシングシミュレータのようにリアルな挙動を楽しめる。 

 ダメージ演出も多岐にわたり、どんなにぶつかってもダメージを負わない“鋼鉄のマシン”にすることもできる一方、非常にリアルなダメージ演出にすると、フロントウイングを壊せばハンドリングに難が出るし、横っ腹にぶつけられるとフロアのダメージによってダウンフォースが損なわれる。そのため、現実のレースと同じく、1周目の1コーナーは周囲の状況を把握しながら極めて慎重に曲がっていく危機管理が求められるのだ。

 『GRAND PRIX』のようなレースモードだけでは満足できないという方は、『シリーズ』に挑戦するのもオススメ。このモードは、自らがデザインしたオリジナルのドライバー、マシンを使い、様々な“ミッション”が課せられたイベントレースをこなしていくというものだ。

 目標順位を達成してシリーズをクリアすると、アップグレードパーツがゲットでき、マシンのパフォーマンスレベルを上げることができる。そうすることで、アンロックされているより難易度の高いシリーズに挑戦することができる……というやり込み要素のあるモードだ。かといってそれぞれのシリーズにはそれほど時間がかからないので、気楽にRPG的な楽しみ方ができると言える。

■思わず続きが気になる『ブレーキングポイント』

 『F1 23』を骨の髄まで楽しむためには、『F1 WORLD』を飛び出し、『ブレーキングポイント』と『キャリア』をプレイすることが欠かせない。まずは『F1 2021』以来2度目の収録となる『ブレーキングポイント』から。

 『ブレーキングポイント』はいわゆる“シナリオモード”のようなもので、架空のストーリーが展開されていく中で、登場人物を操作してレース目標をクリアすることでゲームを進めていく。実は今作のストーリーは、『F1 2021』で展開された前作の続き、いわゆる“ブレーキングポイント2”となっているため、可能であれば前作を“履修”した上で臨む方が今作のストーリーをより深く楽しむことができる。

 話のメインとなってくるのは、主人公格のエイデン・ジャクソンと、傲慢で狡猾なライバルのデボン・バトラー。前作はF2からF1に昇格したばかりのふたりが、F1での成功をかけてやり合うというストーリーだったが、今作でふたりは新規参入チームの『コナースポーツ・バトラー・レーシングチーム』でチームメイトとなる。しかもチームを支援するのはバトラーの父。チームがギクシャクしないはずもなく……。

 ここからのストーリーは、“ネタバレ”を防ぐためにも伏せておく。ただ、当初は正直ストーリー系のモードに乗り気でなかった筆者も、登場人物それぞれの視点で描かれるストーリーが展開するにつれて引き込まれてしまい、続きが見たいがためについついレースに挑んでしまっていた。ちなみに、レースイベントで課される目標は比較的シビアなことが多いため、なかなかクリアできずストーリーを進められないことでフラストレーションを溜めないためにも、各種アシストなどをちょうどいい難易度に調整してプレイするのが吉だろう。

■F1ドライバー、監督、オーナーになりきれる『キャリア』

 そしてF1の世界を最もリアルに体験できるのが『キャリア』モードだ。このモードでは、いちドライバーとして既存チームと契約してチャンピオンを目指すモードか、もしくは新規参入チームのオーナー兼ドライバーとして戦うかの2択に分かれる。

 前者では、いきなりレッドブルやメルセデスなどのトップチームと契約してF1キャリアを始めたり、レッドブルやフェラーリの育成プログラムに属するF2ドライバーからキャリアをスタートさせ、自らの実力でF1デビューを手繰り寄せることにチャレンジしたりすることもできる。一方で後者の場合でも、新規参入のオリジナルチームがトップクラスの競争力を誇るのか、グリッド下位からスタートするのかを選べるようになっている。

 いずれにしても、キャリアモードは単に各地を転々としてレースをこなすのではなく、マシンの研究開発を通して競争力を高めていくことが求められる。

 このモードでは各セッションの結果に応じて“リソースポイント”が得られるが、このリソースポイントを使えば、エアロパーツ、シャシー、パワーユニットなどの各パーツをアップデートできる。アップデートは定期的に実施するもよし、特定のレースで大型アップデートを施すもよしだ。

 またオリジナルチームで参戦する場合は、スポンサー収入で得られる資金を活用してファクトリーの各部門を強化できる。チームのマシンを空力マシンに仕上げたいのであれば、空力部門に大金を投じ、大型のアップデートを迅速に正確に行なえる体制を整えるのだ。

 レースウィークの流れも現実そのもの。フリー走行を実施する設定にしていれば、各フリー走行で「予選シミュレーション」「決勝シミュレーション」といったプログラムが用意されており、数値目標を遂行することで、開発に必要なリソースポイントを得られる仕組みとなっている。FP1ではハードタイヤでコース習熟プログラムをこなした後、終盤にソフトタイヤを履いて予選想定のアタック。FP2ではミディアムタイヤでのロングランに重点を置いて……という風に週末全体の戦略を立てる必要がある。

 もちろん、決勝のことを考えて新品タイヤは残しておく必要があるし、セッション中に必要以上にレブリミットに当てるとギヤボックスの消耗が早くなり、シーズン中のグリッド降格ペナルティは不可避となる。それを避けるためにも耐久性部門の強化は必須だが、やはりパフォーマンスアップにもリソースを割きたい……考えるべきことは山積みだ。

 このように、『F1 23』では気軽にカジュアルにレースを楽しみたいユーザーから、F1の世界をディープに楽しみたいユーザーまで、幅広く楽しめる内容となっている。

文:motorsport.com 日本版 Motorsport Network.
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