2024年F1オーストラリアGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルは、ともにリタイアに終わった。ハミルトンはパワーユニット(PU)のトラブル、ラッセルはクラッシュが原因だった。
ハミルトンのレースについて、トト・ウォルフ代表は次のように述べた。
ラッセルのクラッシュに伴い、アロンソに20秒加算のペナルティ。不必要な減速との判断。角田裕毅が7位に昇格に/F1第3戦
「ソフトタイヤでスタートするという勇敢な決断をしたルイスは、序盤にポジションを上げていたが、残念ながら早い段階でレースを終えなければならなかった。パワーユニットをブリックスワースに送り返し、故障の原因を調査する」
トラックサイド・エンジニアリング・ディレクターのアンドリュー・ショブリンは、「突然、予期せぬパワーユニットの故障が起きて、ルイスのレースは終わりを迎えた」とコメントしている。
「前兆は一切なかった。PUをブリックスワースに戻してから、さらなる調査を行う必要がある」
ラッセルは、決勝最後から2周目、6番手のアロンソを追い上げるなかで、ターン6~7でコントロールを失い、タイヤウォールに衝突した。ラッセルのマシンは、グラベルトラップを横切ってコース上に戻り、横向きになって停止した。幸いラッセルにけがはなかった。
ラッセルとアロンソの間に接触は起きていないものの、スチュワードは調査の結果、アロンソがこのレース中のそれ以前にターン6に入った時よりも、問題の周では100メートル強早くリフトしたことが分かったとして、「いかなる場合でも、車両を不必要に低速で、不規則に、または他のドライバーや他の人々にとって潜在的に危険とみなされる方法で運転してはならない」というF1レギュレーション第33.4条に、アロンソが違反したとみなした。その結果、アロンソには、ドライブスルーペナルティに相当する20秒加算のペナルティとペナルティポイント3が科された。
メルセデスがノーポイントに終わったのは、2021年第6戦アゼルバイジャンGP以来のこと。
ショブリンは、不運な出来事に加えて、パフォーマンスも良くなかったとして、「今日は前の3チームと戦えないことが明らかだった。心が痛む週末になった。シングルラップでもロングランでも競争力を発揮できなかった」と述べた。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=リタイア(15周/58周)
11番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード
パワーユニットの故障に見舞われるまでは、まずまずのレースをしていた。ここはオーバーテイクがかなり難しいけれど、ソフトタイヤを履いたことで、序盤にポジションを上げた。
レースの早い段階でリタイアしなければならなかったのは残念だ。プッシュし始めたところで、パワーユニットが動きを止めてしまった。こういうことは時には起こるものだ。僕たちは立ち直ることができる。
シーズンが進むにつれて、マシンを改善していくこともできるだろう。これまでの数年もそうしてきたから、今年もできると確信している。今の段階では、望むような競争力を発揮できずに厳しい状況だけど、これからも懸命に取り組み続けるよ。チームと一緒に作業することに集中している。
短期的には、今より上のポジションにチャレンジするのは難しいだろう。中期的に何ができるかを見ていきたい。
4
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=リタイア・17位完走扱い(56周/58周)
7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
事故に遭ったけれど、幸い無事だよ。何が起きたのかをどう説明すればいいか、分からないんだ。コーナーの100メートル手前で僕はフェルナンドの0.5秒後ろにいた。すると突然、彼との距離が大きく縮まったんだ。彼がそれより前の周回の時よりも早くブレーキを踏み、スロットルを開けたのは明らかだ。僕はそれを予期していなかったから驚いた。ウォールにヒットして、その後、ドラマチックな出来事が起きた。
難しいレースを残念な形で終えることになった。望んでいたようなペースはなかった。何回か良いラップタイムを記録したけれど、結局のところ、前のグループに追いつくには、課題をこなす必要がある。2週間後の日本GPに向けて、どうすれば改善するかという点に集中していく。
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