メルセデスは、現在F1を支配しているレッドブルのサイドポンツーンをコピーしてテストをしたものの、メリットを得られないどころか、むしろダウンフォースが大幅に減少してしまっていたという。
レッドブルやアストンマーチン、さらにそれらにインスパイアされたアップデート・パッケージでマクラーレンが躍進を遂げたことで、その他のライバルたちも劇的な方向転換が必要なのではないかと頭を悩ませている。
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メルセデスは長い間、サイドポッドやボディワークの微調整はパフォーマンスの差別化要因にはならないと主張してきたが、ライバルたちは明らかにこの分野のアップデートで恩恵を得ている。
メルセデスは今年のモナコGPでレッドブルスタイルのダウンウォッシュ型サイドポンツーンを導入したが、他のチームほどには開発が進んでいない。
チーム代表のトト・ウルフによると、その理由はレッドブルのデザインを試したところ初期段階では何のメリットも見いだせず、むしろマシンのパフォーマンスが悪化してしまったからだという。
しかし、マクラーレンがそのアイデアを有効活用したことにより、また新たな試みのキッカケになると彼は考えている。
メルセデスがレッドブルのアイデアを追随しない理由を尋ねると、ウルフはmotorsport.comに次のように答えた。
「我々はすでにかなり早い段階から(レッドブルの)サイドポンツーンのコンセプトとボディワークを風洞に持ち込み、どの道に進むことができるのか、それによってパフォーマンスがどれだけ向上するのかを確認した」
「ダウンフォースの相対的な損失は、我々の測定方法ではかなりのものだった。だから、今年の早い段階では、我々がフォローアップしたいようなものではなかったんだ」
「デザインの方向性は変わるのか? 我々にはジェームス(アリソン/テクニカルディレクター)を筆頭とする素晴らしいエアロダイナミクスの専門家たちがいるし、彼ら(マクラーレン)が行なったステップを見て、それを検討することになるだろうね」
ウルフは、メルセデスが飛躍するための鍵は、目に見えるボディワークよりもむしろ、フロアなどからより多くのパフォーマンスを引き出すことにあると考えている。
「サイドポッドとボディワークはシャシーの一部にすぎないが、それによって興味深いソリューションが開けるのは明らかだ」
「しかし、性能のほとんどはフロアとディフューザーから来るものだ。彼らがレギュレーションをどう解釈し、どうやったのかはまだ見ていない」
「私の考えでは、横から見ても上から見ても、強いクルマは同じように見えるということだ。それが以前すでに我々の頭の中で試されていたのは確かだ」
「たぶんそれが、今後の方向性を示しているのだと思う」
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