ジャガー・ランドローバー(JLR)の新たなグループ戦略に則し、ブランド再構築を進めるレンジローバーとディスカバリーより、それぞれボトムラインを担う姉妹モデル『レンジローバー・イヴォーク』と『ディスカバリースポーツ』が2025年モデルに刷新され、4月25日より受注が開始されている。
単独ブランドとして歴史を刻み始めたディフェンダーを含め、それぞれが独立したブランドの元に歩みを始めた両モデルだが、その基本骨格はモデルライフ中盤に刷新された“PTA(プレミアム・トランスバース・アーキテクチャー)”と呼ばれるプラットフォームを採用する。
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そのうち、2019年に2代目へと生まれ変わった『レンジローバー・イヴォーク』は、すでに2024年モデルでフロントグリルおよびヘッドライトとテールライトのデザインを変更するなど、最大のアピールポイントでもあるエクステリアを現代的なものにアップデートしていた。
同じくインテリアも、従来のスイッチ類をインフォテインメントシステムの“Pivi Pro”に統合し、よりクリーンで洗練されたデザインへと進化。最新のレンジローバー・ファミリーと同様のステアリングホイールとギヤシフトを採用するなど、こちらも大幅な進化を遂げている。
その2025年モデルではオプション設定を見直したほか、ディーゼルモデルの“D200”、ガソリンモデルの“P200”、そしてプラグインハイブリッド(PHEV)の“P300e”で価格を改定。とくにPHEVモデルは電動化のさらなる促進を目指して大幅な価格の見直しを実施し、ダイナミックHSEとオートバイオグラフィーの両グレードともにガソリン仕様の高出力版“P250”と同価格とするなど、時勢に対抗するかのようなプライスダウンを実現している。
同じく『ディスカバリースポーツ』では、ディーゼルモデルの“D200”とガソリンモデルの“P250”に、エントリーグレードの“S”を新たにラインアップし選択肢を拡充。さらに標準装備の見直しも行い、キーフォブで操作することなく車両から離れると自動的に施錠、近づくと開錠されるウォークアウェイロッキング&アプローチアンロックシステムを全グレードに採用している。
そのうえで、2列目シートのマニュアルスライド&リクライニング機能付がオプションとして選択可能となったディスカバリースポーツの価格は、757万~1016万円に。一方、PHEVモデルの“P300e”でも標準の20インチに対し19インチの選択肢を追加したレンジローバー・イヴォークの価格は、659万~964万円(いずれも税込)となっている。
レンジローバーウェブサイト:https://www.landrover.co.jp/range-rover/index.html
ディスカバリーウェブサイト:https://www.landrover.co.jp/discovery/index.html
ランドローバーコール(フリーダイヤル):0120-18-5568
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