バレンシアで実施されたフォーミュラEの公式プレシーズンテスト。最終日となる3日目も、マセラティのマキシミリアン・ギュンターがトップタイムをマークした。
13日からスタートしたこのテスト。3日目となった15日は1時間のみのセッションが行なわれ日産のノーマン・ナトーがトップとなったが、16日の最終4日目は初日、2日目と同様計6時間の走行が行なわれた。
■フォーミュラEの新マシン、大幅パワーアップも予想より速くない? モルタラ「いま比較するのはフェアじゃない」
初日、2日目ともにギュンターが速さを見せてトップとなっていたが、この日もギュンターはセッション開始から20分後、最初のベンチマークとして1分26秒647を記録。その後、さらにコンマ3秒ほどタイムアップした。
その後、セバスチャン・ブエミ(エンヴィジョン)がターン4でクラッシュし、赤旗掲示。彼のマシンはブレーキングに問題があったと思われ、クレーンでバリアから引き剥がされた。
走行が再開されると、ギュンターのチームメイトであるエドアルド・モルタラや、ジャン-エリック・ベルニュ(DSペンスキー)がトップタイムを更新。ベルニュが1分25秒777でトップに立った。
その後もタイム更新は続き、セッション開始から1時間を前にジェイク・ヒューズ(マクラーレン)が1分25秒284をマーク。このタイムは、ギュンターがテスト2日目に記録していたテスト最速タイムを更新するものだった。
セッション半ばを前にして、ポルシェのパワートレインを搭載したジェイク・デニス(アンドレッティ)のマシンがターン5でストップしたため、2度目の赤旗が提示された。
デニスのマシンを移動させるため、20分近く走行が中断。その後、開始2時間を前にベルニュがマークした1分25秒248が、午前のトップタイムに。ヒューズが2番手、ディフェンディングチャンピオンであるストフェル・バンドーン(DSペンスキー)が3番手となった。
午後のセッションでタイムシートがリセットされると、マヒンドラのオリバー・ローランドが最初に1分25秒台に。その後、マクラーレンのレネ・ラストとヒューズが上位を占める状況が続いた。
1時間20分を経過したところで、1分25秒317をマークしたローランドがタイムシートのトップに返り咲くと、このタイムは約1時間に渡ってベンチマークとして維持された。
しかし、セッション終盤になるとタイム更新が連続。残り45分のところでバンドーンが1分25秒236、残り30分でギュンターが1分25秒127を記録した。
その後はジャガーのミッチ・エバンスがターン2出口でストップするなど、セッションが一時中断されたこともあり、トップはギュンター、2番手にバンドーン、3番手にローランドという結果となった。
日産はノーマン・ナトーが1分25秒417で7番手、フル参戦デビューのサッシャ・フェネストラズは21番手でテストを終えている。
総合タイム結果では、トップから18番手までが1秒以内となったが、今回のテストで得られたデータをもとに、開幕に向けて準備が進められていくことになる。マシンの外見という面ではほとんどないだろうが、優位に立つためにソフトウェアの開発競争が繰り広げられるはずだ。
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