トラックハウスの小椋藍は、MotoGPアメリカズGP決勝で9位となったものの、レース前の混乱により赤旗が掲出されたことで、スリックタイヤ選択のアドバンテージを活かせなかったことは残念だと語った。
アメリカズGP決勝日は天候が崩れ、Moto2クラスのレースはウエットコンディションで行なわれた。その後天候は徐々に回復し、走行ラインが乾き始めている段階という難しいコンディションでMotoGPクラスの決勝が始まろうとしていた。
■アメリカズGP決勝スタート前の大混乱からの赤旗は、策士マルク・マルケスの思惑通りの可能性
MotoGPクラスはウエット宣言がなされ、フラッグ・トゥ・フラッグによるマシン乗り換えが許可される中、各車がグリッドに並んだ。小椋はここでスリックタイヤを選択。他の大半のライダーはウエットタイヤを履いており、異なるチョイスだった。
天候の回復と路面コンディションの改善や後の決勝レースの展開を見れば、小椋のスリックタイヤ選択は大正解となるはずだったが、彼はその正しいタイヤ選択のアドバンテージを活かすことができなかった。というのも、スタート直前に赤旗が出されたことで、全ライダーがスリックタイヤで決勝に臨んだたためだ。
決勝レース自体は転倒が多く発生する荒れた展開となり、小椋はそれをしっかりと生き残って9位フィニッシュを果たし、ポイントを持ち帰った。
「全体的に、タフな週末だったと思います。ただスプリントの9位と、決勝での9位は良い結果でした」
小椋はチームを通じてそう語った。
「昨日のスプリントでは自分でポジションを上げていくことができましたが、今日は前方でたくさんのクラッシュがあり、自分の方ではあまりできませんでした」
「それでもトップ10フィニッシュですし、僕もチームも今週末には満足できます」
小椋はそう語りつつも、スタート前の混乱でスリックタイヤを選んだ数少ない3人のうちのひとりだったというアドバンテージを消されてしまった事については、残念だと述べた。
「自分はスタート前にスリックを履いていたので、大きなチャンスがありました。ただ残念なことに、スタートはディレイになってしまいました」
「チームは適切な選択をしてくれていたので、それが報われなかったことは残念です。ですが、それが現実です。それでもトップ10に入れたことは素晴らしいですし、大丈夫です」
なおチーム代表のダビデ・ブリビオは、ストレートに運営の判断を批判。同時にアドバンテージを消されつつも9位をもぎ取った小椋の走りを称賛した。
「当然ながら、我々は今日のスタート時の対処には満足していない。なぜなら我々はギャンブルに出て、そしてアイと正しい判断を下していたからだ」
「我々は適切なタイヤを選んでいたものの、他のライダーがグリッドを離れたことによって、スタートがディレイとなってしまった。我々はリスクを冒して、全てを適切にこなしていたものの、それを活用することができなかった」
「しかしアイは再び18番手から最後は9位まで大きく挽回することができた。ラウル(フェルナンデス/12位)もレースを通じてポジションをいくつか挽回し、我々はポイントを獲得できた」
「今週末の難しさや、18番手と19番手スタートだったことを考えれば全体的にポジティブな1日だった。ふたりともポジションを挽回し、こうしてポイントを得られたことは嬉しく思う」
「これは我々にはポテンシャルがあるということの証明であり、アイは再び素晴らしい調子にあることを確認できた。この調子で頑張っていくつもりだ」
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みんなのコメント
それでも冷静にレースをしてこの結果は素晴らしいです!
いつかアノ大先輩を負かしてくれる日を期待しております!