2018年、シーズン序盤はフェラーリのセバスチャン・ベッテルの前に劣勢に立たされかけていたルイス・ハミルトン(メルセデス)。しかしシーズン中盤以降はその勢いを取り戻し、最終的には完勝で自身5度目のF1ワールドチャンピオンを獲得した。
ハミルトンはF1に集中するのもさることながら、コース以外でも様々な活動を行っている。例えばファッションブランドのトミー・ヒルフィガーとコラボレーションを行い、昨年は自身のコレクションラインを立ち上げ、さらに度々ファッションショーにも顔を出した。
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メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、ハミルトンをドライバーとして成長させるためには、彼が人生においてどんなことを必要としているのか、それを理解することにかかっていると考えているという。
「彼は絶えず成長し続けていると思う。立ち止まることはない」
今年のハミルトンの成長について尋ねられたウルフ代表は、そうmotorsport.comに対して語った。
「彼はあらゆる分野で進化している。コース上でも、サーキットの外でも、彼は成長しているんだ。そして彼のトミー・ヒルフィガーとのコラボレーションもとても成功している」
「それは彼にとっては、すでに趣味の部類を超えていて、彼の人生の第2の柱ともなっている。そして彼を完璧なスポーツマンにするための、新たな構成要素が付け加えられたんだ」
「そのことは彼を満足させる。それはキミ(ライコネン)も同じよう感じだ。そしてもし満足することができれば、良いパフォーマンスを発揮することになる」
ハミルトンとウルフ代表の関係は、常に良かったわけではない。特にニコ・ロズベルグが在籍し、チームメイト同士の激しいタイトル争いが繰り広げられていた時代には、ふたりの緊張感も高まった。
しかしロズベルグが2016年にチャンピオンに輝いた直後に引退を発表した後、ウルフの自宅をハミルトンが訪れ、そして話をしたことで、両者の絆が深まることになったという。
「ルイスと我々には、2016年シーズンがどう終わったかを振り返る時間が必要だった。それは、我々の関係をより強化してくれることになった」
そうウルフ代表は説明する。
「それ以来、我々はずっと良い時を過ごし、そして信頼が築き上げられた。レーシングドライバーにとっても、自分自身にとっても、そしてチームにとっても、とても重要なことだった。それによって我々は、お互いを信頼していると言うことができる。それは簡単に言えることじゃない」
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