2年半ぶり! 今回は姫路、淡路、徳島が舞台
第1回目のコッパ ディ姫路が終わった時、実行委員の誰しもが燃え尽きて、すぐ次の年に開催するだけのパワーも使い切ってしまったかのようだった。しかし、コッパディ姫路トリエンナーレとして、3年間という十分な準備期間を設けて、いっそうエントラントや観客に喜んでいただけるラリーとすべく、実行委員は密かに準備を進めてきた。そして、およそ2年半後の2017年12月2日に第2回目開催の運びとなり、姫路城の前の大手前公園に再び100台を超える参加車が並んだ。
第1回目のルートはそこから西に向かい、日本の歴史の黎明期に栄えた古い港である室津や相生方面という瀬戸内海岸ルートだったが、今回はまず北に進路をとった。ヤマサ蒲鉾にて最初のPC競技を終えると、のどかなローカル線北条鉄道の播磨横田駅では、ちょうどタイミングよくやってきた一両きりのディーゼルカーと並走した。しかも、よく見ればそのディーゼルカーには『COPPA DI HIMEJI』のヘッドマークまでもが付けられており、参加者も微笑んでいた。さらに東に進み、鶉野飛行場跡地にてPC競技を行う。ここはかつて紫電や紫電改が飛び立った旧日本海軍の飛行機基地だった…。そこからほど近いフラワーセンターに向かい、秋の味覚を楽しむランチが用意された。
ランチ後は北に進路を取り山のワインディングを楽しみ、丹波の森公苑を過ぎたところから南に向かう。ネスタ・リゾート・コウベでPC競技を終えてから、明石海峡大橋を渡り淡路島に。淡路島では島の西側にルートが設けられ、ちょうど夕焼けの海辺を走り、宿泊先のウェスティン・ホテル淡路に到着。ここでは趣向を凝らしたディナーパーティーも盛り上がった。
2日目は、朝一番にPC競技を行い、その後海に突き出た翼港でスタートセレモニー後に送り出された。牧場を通過して、大鳴門橋を渡って、徳島に到達。素晴らしい雰囲気のモアナコーストで休憩して、そこから帰路についた。途中にある南淡路ロイヤルホテルにて、ランチと2日間に渡るラリーPC競技の11位以降の発表が行われた。ベスト10についてはゴールしてからの発表という趣向だ。そこからは姫路城を目指して参加車はひた走り、全車ゴールの後大手前公園にてフィナーレを迎えた。
2回目となる今回のコッパディ姫路は天候にも恵まれたが、実行委員が2年あまりの歳月をかけて入念に準備してきただけあって、ルートや運営もとても素晴らしく、今年最高のイベントだった、という声があちこちから聞こえた。
当レポートをスライドショーギャラリー形式でご覧になりたい方は、記事下のリンクをご利用ください。
全102枚 「コッパ ディ姫路」詳細レポ
今回のオフィシャル・ポスター
#1/BMW i8(escortcar)
#2/1925年ブガッティT13ブレッシア
#3/1927年ブガッティT35B
#4/1929年サルムソンGS8
#5/1934年ライレー・ブルックランズ
#6/1934年MG PAスペシャル
#7/1938年MG TA
#8/1950年シアタ750S MM
#9/1951年ジャウル・タラスキー750S
#10/1957年ジャウル・タラスキー1100S
#11/1952年エルミーニ1500S
#12/ダットサン・フェアレデイSPL212
#13/ダットサン・フェアレデイSP310
#14/1952年MG TD
#15/1957年MG A
#16/1953年オースチン・ヒーレー100/4
#17/アルファ・ロメオ・ジュリエッタ・スパイダー
#18/1958年オースチン・ヒーレー・スプライトMk-1
#19/1961年オースチン・ヒーレー・スプライトMk-1
#20/1954年トライアンフTR2
#21/1972年モーガン4/4
#22/1959年トライアンフTR3A
#23/1960年トライアンフTR3A
#24/1964年トライアンフTR4
#25/1962年ロータス23B
#26/1958年ACアーシカ
#27/1968年MGミジェット
#28/1971年MGミジェットMk-IV
#29/1950年ヒーレー・シルバーストン
#30/1972年ディーノ246gt
#31/1966年フォード・マスタング
#32/1964年ルネ・ボネ・ジェット
#33/1965年マートラ・ボネ・ジェット
#34/1967年アルピーヌ・ルノーA110
#35/1969年アルピーヌ・ルノーA110
#36/1970年アルピーヌ・ルノーA110
#37/1972年アルピーヌ・ルノーA110
#38/1973年アルピーヌ・ルノーA110
#39/1974年アルピーヌ・ルノーA310
#40/1964年シトロエンDS19
#41/1973年シトロエンDS23 IE
#42/1951年ジャガーXK120
#43/1951年ジャガーXK120
#44/1952年ジャガーXK120 f.h.c
#45/1957年ジャガーXK150 d.h.c
#46/1962年ジャガーE-タイプ・シリーズ1 o.t.s
#47/1963年ジャガーE-タイプ・シリーズ1 o.t.s
#48/1966年ジャガーE-タイプ・シリーズ1 o.t.s
#49/1967年アストン マーティンDB6
#50/1963年フォード・コンサル・コルチナ・ロータス
#51/1974年ロータス・ヨーロッパ・スペシャル
#52/1953年ポルシェ356A
#53/1958年ポルシェ356コンバーチブルD
#54/1958年ポルシェ356A
#55/1959年ポルシェ356A
#56/1960年ポルシェ356Bロードスター
#58/1962年ポルシェ356Bハードトップクーペ
#59/1963年ポルシェ356C
#60/1963年ポルシェ356B
#61/1964年ポルシェ356SC
#62/1964年ポルシェ356Cカブリオレ
#63/1964年ポルシェ356SC
#64/1964年ポルシェ356C
#65/1964年ポルシェ356SC
#66/1965年ポルシェ356C 1965
#67/1954年ポルシェ356プリAスピードスター
#68/1960年BMWイセッタ
#69/1974年BMW2002ターボ
#70/1990年BMW Z1
#71/1957年メルセデス・ベンツ190SL
#72/1966年メルセデス・ベンツ230SL
#73/1966年メルセデス・ベンツ300SE
#74/1970年メルセデス・ベンツ280SL
#75/1970年メルセデス・ベンツ280SL
#76/1970年メルセデス・ベンツ280SL
#77/1972年ポルシェ911T
#78/1974年ポルシェ911カレラ
#79/1976年ポルシェ914
#80/1978年ポルシェ911SC
#81/1963年ランチア・フラミニア・ザガート
#82/1957年アルファ・ロメオ1900CSS
#83/1961年アルファ・ロメオ・ジュリエッタ
#84/1962年アルファ・ロメオ・ジュリエッタ
#85/1963年アルファ・ロメオ・ジュリア・スパイダー
#86/1964年アルファ・ロメオ・ジュリアSS
#87/1965年アルファ・ロメオ・ジュリア・スパイダー・ヴェローチェ
#88/1968年アルファ・ロメオ1300GTジュニア
#89/1972年アルファ・ロメオ・ジュニア・ザガート
#90/1967年アルファ・ロメオ1600GTV
#91/1967年フィアット600Dアバルト
#92/1970年フィアット850レーサー
#93/1967年フィアット・ディーノ・スパイダー
#94/1972年ディーノ246GTS
#95/1969年ディーノ206gt
#96/1981年フェラーリ308GTB
#97/1983年ランボルギーニ・カウンタックLP500S
#98/1986年ランボルギーニ・カウンタックQV
#99/1992年アルファ・ロメオ・スパイダー
#100/1999年フェラーリF355ベルリネッタ
#101/1964年ポルシェ356Cカブリオレ
表彰は1~100位まで飛び賞も豊富に設けられた。
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