新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的流行により、F1の2020年シーズンは開幕から8戦が中止または延期となるなど大きな影響を受けている。
こうしたレースの開催されない状況で各チームは分配金やスポンサー収入を受け取れない可能性など、財政面で打撃を受ける危機に直面している。
■コロナの影響がここにも……F1新規則の導入は2022年に延期へ。全チームが同意
前倒しされたファクトリー閉鎖期間の延長など、支出をさらに削減する方法について、各チームやF1、FIAが議論を進めている。
2021年からは新たな技術規則が導入される予定だったが、それが1年間先送りされることが既に決定している。
しかし財政面への圧力はすぐには終わらない可能性がある。行なわれた議論の中では、2021年から導入される予算上限(約190億円)をさらに削減することも検討されたようだ。
ただ2500万ドル(約27億円)以上の予算水準で上限を低くしても、トップ3チームへしか影響を及ぼさないだろうという懸念があり、さらに職探しの難しい時期に従業員を解雇しなくてはならない事も懸念されている点のひとつだ。
別の支出削減の可能性には、今後数年間続く可能性のあるパワーユニットの開発制限がある。これを実施した場合には研究開発費の大幅な低減、そしてカスタマーチームのパワーユニット代を削減できる可能性がある。
新規則の導入を2023年まで遅らせることも検討されており、コスト削減のための方策は今後も続けられる。しかし各チームの利益を優先するのではなく、財政難などで脱落するチームが出ないようにするための決定を行なおうという雰囲気が、関係者間に存在することは明らかだ。
メルセデスは新たに導入した新ステアリングシステムの“DAS”が、2021年シーズンから禁止されるという内容のレギュレーション改訂に同意。またフェラーリも現行のレギュレーションを来年以降も維持することに合意し、チーム代表のマッティア・ビノットは「利己主義や戦略を貫く時ではない」とコメントしている。
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