2030年までにEV販売台数187万台を目標
ヒョンデ(ヒュンダイ)は、2025年に第2世代のEV用プラットフォーム「インテグレーテッド・モジュラー・アーキテクチャー(IMA)」を導入し、製造コスト削減の観点からバッテリーとモーターを標準化する予定である。
【画像】ヒョンデ・グループの最新EV【アイオニック5、GV60、EV6を写真で見る】 全98枚
新開発のIMAは、ヒョンデ・アイオニック5、キアEV6、ジェネシスGV60が使用する現行のE-GMPプラットフォームよりも航続距離の面で有利という。乗用車と商用車の両方に使用される予定だ。
バッテリーパックは標準化されたセルとパックのユニットに変更され、必要に応じて「柔軟に」統合することができるようになる。この構造方式により、エネルギー密度が向上し、充電時間も改善されるとしている。
このIMAプラットフォームの概要とともに、ヒョンデは2030年までにEVの年間販売台数を187万台(市場シェア7%に相当)に増やすという野心的な戦略を発表した。以前は2025年までに56万台のEVを販売する計画であった。「BEVラインナップの強化、生産能力の最適化、ハード・ソフトの競争力確保」がこの新戦略の柱となる。
ヒョンデは、新しいEV用プラットフォームを導入するとともに、今後8年間で17車種のBEV(うち11車種はヒョンデ、6車種は高級ブランドのジェネシス)を導入するとしている。
E-GMPに代わる新プラットフォーム
ヒョンデが展開予定のEVは、3車種がセダン、6車種がSUV、1車種が小型商用車、もう1車種が「新型モデル」(詳細は不明)となる。大型フラッグシップSUVのアイオニック7は、2024年の欧州発売が決定している。
一方、高級ブランドのジェネシスは新型エレクトリファイドGV70を皮切りに、2車種のセダン(またはワゴン)と4車種のSUVを発売する予定。2025年からはEVのみを発売する計画だ。
この急速な全面電動化を支えるべく、ヒョンデは「BEV生産のための高効率製造プロセス」を確立しようとしている。シンガポールにある同社のイノベーションセンターは、「人間中心の製造イノベーション・プラットフォーム」の構築を任されている。
この新しい製造プロセスによって効率性、柔軟性、自動化が劇的に向上するという。
EV展開に必要なバッテリーについては、2025年から「次世代リチウムバッテリー」の半分を世界のバッテリーメーカーから新たな提携を通じて調達し、2030年に向けて170GWhのバッテリー確保を目指す。
また、エネルギー密度とコスト効率の向上について、複数のグローバルパートナー企業と協力していることを明らかにし、固体電池の導入計画も示唆している。
ソフトウェア面では75億ポンド(約1兆1500億円)相当の投資を計画しており、2022年末に新型車の無線アップデートを開始し、2025年までに全モデルに機能を拡大する予定である。2030年からは売上高の30%をソフトウェア関連事業で賄う計画だ。
また、2022年後半には高級セダンのジェネシスG90にレベル3の自動運転機能「ハイウェイ・ドライビング・パイロット」を新たに導入することを表明している。
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