YZF-R25がマイナーチェンジ、環境規制適応も性能はキープ!
「毎日乗れるスーパーバイク」(*)をコンセプトととするYZF-R25。実際、YZF-R1に通ずる鋭いデザインで、スポーティな走りも楽しめるのですが、乗りやすい特性なので街乗りやツーリングに使っているユーザーも多いモデルです。
【画像10点】ヤマハ新型YZF-R25の全車体色を写真で見る
*海外ではスーパースポーツカテゴリーのことを「スーパーバイク」と呼ぶことがあります。
その2022年モデルが5月25日に発売となります。価格は1万4300円アップで66万8000円となりましたが、60万円台という買いやすい価格はキープ。若いライダーからの人気は衰えることはないでしょう。
さて、モデルチェンジの内容ですが、最新の環境規制への適合とウインカーのLED化、オレンジ系ニューカラーの登場が大きなポイント。
「環境規制」と聞くと、性能が犠牲になっているのでは?と思う人も少なくないかもしれませんが、250cc並列2気筒エンジンの性能は従来型同値。最高出力35ps/1万2000rpm、最大トルク2.3kgm/1万rpmとなっています。
新鮮なオレンジが登場、WGP参戦60周年記念モデルも設定
車体色は全3種のラインアップ。今までになかった鮮やかなオレンジ系が登場しましたが、従来型にも設定されていたブルー系、ブラック系の車体色もニューカラーとなっています。
また、YZF-R1やYZF-R7同様にロードレース世界選手権参戦60周年を記念した「WGP 60th Anniversary」も7月12日に69万800円で発売されます。
1980年のYZR500をモチーフとしたカラーリングに、ゴールドのホイール、ブラック仕上げのレバー類を組み合わせ、サスペンションスプリングはイエローに。もちろん「WGP参戦60周年記念エンブレム」も他の車種同様につきますよ!
WGP 60th Anniversaryモデルは特に受注期間限定、台数限定というわけではありませんが、「販売計画台数」は240台ということなので(通常モデルは3500台)、気になる方は早めに販売店へ問い合わせてみたほうがいいかもしれません。決して煽るわけではありませんが……。
最も買いやすいクイックシフター対応250スーパースポーツ!?
また、スーパースポーツとして注目したいポイントは、1kg軽量化されている点と、シフトアップのみとなりますが、オプションでクイックシフター(2万2000円)が装着可能となった点です。
クラッチ操作無しで素早いシフトチェンジが可能なクイックシフターは、サーキット走行をしないユーザーには一見縁が無さそうなイメージもありますが……クラッチ操作から解放されることで長時間走行時の疲労軽減という効果も。
実はツーリング派のライダーにもメリットありなパーツなのです。
ちなみに250ccスーパースポーツのクイックシフター対応モデルとしてはホンダ CBR250RR、カワサキ ニンジャZX-25Rがありますが、どちらも80万円以上の価格帯。YZF-R25は最も買いやすい価格のクイックシフター対応250スーパースポーツとなっています。
■ヤマハ YZF-R25 主要諸元(2022年モデル)
[エンジン・性能]
種類:水冷4サイクル並列2気筒DOHC4バルブ ボア×ストローク:60.0×44.1mm 圧縮比:11.6 総排気量:249cc 最高出力:26kW<35ps>/1万2000rpm 最大トルク:23Nm<2.3kgm>/1万rpm 変速機:6段リターン
[寸法・重量]
全長:2090 全幅:730 全高:1140 ホイールベース:1380 シート高:780(各mm) 車両重量:169kg 燃料タンク容量:14L タイヤサイズ:F110/70-17 R140/70-17
[車体色]
ビビッドメタリックオレンジ2(オレンジ)、ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)、ブラックメタリック12(ブラック)、WGP 60th Anniversary(ホワイト)
まとめ●モーサイ編集部・上野 写真●ヤマハ/ホンダ/カワサキ
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みんなのコメント
R7顔になるのだろうか?
よっぽど現行のデザインが好きな人でなければ様子見じゃないかな。