IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のプレシーズンテストが行なわれ、ランボルギーニのLMDh車両であるSC63が公の場で初走行を行なった。
SC63はテスト初日にトップタイムをマーク。1分35秒フラットのタイムは、前回のデイトナ24時間レースのポールポジションタイムから約1秒遅れのタイムだ。
■いよいよ登場ランボルギーニの新ハイパーカーSC63、IMSAテストで“嬉しい”驚き「すぐに競争力を発揮できた」
ランボルギーニSC63がGTPクラスのライバルたちと一緒に走ったのはこれが初めてだが、世界耐久選手権(WEC)のホモロゲーションプロセスと日程が重なるため、ランボルギーニはIMSA開幕戦のデイトナ24時間レースには出場しない。
ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツのマネージングディレクターであるジョナサン・ディウグイドは、SC63がテストで見せたペースに警戒感を示した。
ディウグイドはmotorsport.comに対し、「明らかに彼らにはペースがある。彼らは良い仕事をしたと思う」と語った。
「彼らの周回数は少ない。それは昨年の同時期と同じような状況だ。しかし彼らにはペースがあったし、チームは整理されているように見える。ドライバーたちも良い仕事をしている」
「デイトナには来ないだろうが、セブリングでは会えるだろう」
ディウグイドは、2日間のGTPテストでポルシェはラップタイムを出すことには興味がなく「タイムを見るのではなく、ドライバーの声に耳を傾けながら」レースに向けて集中していたと説明した。
「今年、我々にとってアキレス腱だったのは、レースでのパフォーマンスだ。だから我々はそれを改善しようとしている。信頼性とタイヤのデグラデーション(性能劣化)という観点から見ていて、ピークパフォーマンスには集中していなかったんだ」
「それが今週の目標であり、2024年が始まるのを楽しみにしているんだ」
ポルシェは11月上旬にセブリングで2日間のテストを行なったが、先月予定していたデイトナでのテストはバスストップシケイン付近の舗装工事のため実施できなかった。
今月、ポルシェはオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で再びテストを行なう予定だ。IMSAはこのサーキットでレースはしないため、このテストは主にWECプログラムのためのものだが、チームのアメリカ部門が担当する。
ディウグイドは、今週のデイトナのテストを走った2台のポルシェ963が2024年仕様で走行していたことを認めた。
「我々は信頼性のアップデートに集中しており、パフォーマンスのアップデートなどは行なっていない」
「ここにいる2台のマシンは、デイトナでのレース準備に完全に集中している」
「正直なところ、7号車は周回を重ねることだけに集中していた。(初日は)誰よりも多い50周を走った。6号車もそれほど違いがあるわけじゃない」
「2日間で走行時間17時間、デイトナでの貴重な時間を最大限活用しようとしているんだ」
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