エボ 空力の目覚ましい進化
ランボルギーニのモータースポーツ部門が成長を続けている。この勢いを受けて、ウラカン・ペルフォルマンテ(写真橙)のようなサーキット志向のロードモデルが、追加されることになりそうだ。
往年の名車 vs 現代の量販車(1) アウディ・スポーツクワトロ vs TT S
先週発表されたウラカン・スーパートロフェオ・エボ(写真銀)のローンチに際し、開発部門を率いるマウリツィオ・レッジャーニは、AUTOCARに以下のことを語っている。
・ランボルギーニのエアロダイナミクス性能が、飛躍的に進歩している
・エボのノウハウが、次のロードカーに転用できる
「スーパートロフェオ・エボをともに開発したダラーラから、多くのインスピレーションを得ました。また、われわれのデザイン部門、チェントロ・スティーレは、完璧な空力にくわえ、エアロダイナミクスをデザインすることもできます」
「エボの開発によって、デザインやスタイリングを妥協することなく、素晴らしいエアロダイナミクスを実現する方法を学んだのです」
「ル・マンは夢」 ランボ、WEC参戦の可能性は?
同ブランドは、現在、ワンメークのスーパートロフェオ・シリーズを欧州、北米、アジア、中東で開催している。また、北米のWTSCCにはウラカンGT3(写真赤)をプライベーターに提供。さらにWECへの関心も持っているようだ。
モータースポーツ・アフターセールス部門を率いるシルベストロ・ダミコは、「ル・マンは夢ですよ。モータースポーツは、ランボルギーニを魅了しています。しかし、具体的なお話をするには、あまりに早すぎます」と語っている。
レースへの投資を拡大することによって、エアロダイナミクスのパフォーマンスを一層高めることに成功したランボルギーニ。ロードカーへのフィードバックはどのように適用されるのか、さらなる情報が入り次第レポートしたい。
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