2019年のWRC世界ラリー選手権第7戦ポルトガルは5月30日、大会スタート前最後の走行機会となるシェイクダウンが行われ、前戦チリでクラッシュしたティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)がトップタイムを刻んだ。
ポルトガルを舞台に争われるグラベル(未舗装路)イベントの第7戦。31日(金)に控えたSS1前、最後の走行チャンスとなるシェイクダウンは全長4.6kmのステージで行われた。
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この日は晴天に恵まれ、早朝から強い日差しが照りつけ、気温が30度に迫ろうかというコンディション。マシンが走行を重ねるごとに路面コンディションも改善していき、ヌービルはシェイクダウン3回目の走行で3分2秒1のベストタイムを記録した。
前戦のラリー・チリでマシンが複数回横転する大クラッシュを演じたヌービルは、事故の影響で足に怪我を負ったものの、「まだ傷が痛むことがあるけど、ヘルメットを被って運転に集中しているときはまったく問題ない」とコメントしている。
「(競技初日の)金曜日は新たなステージも用意されているから、誰にとっても新しいチャレンジになるだろうね。道幅が狭く、曲がりくねっている箇所もあるから、タフな戦いになりそうだ」
ヌービルと0.1秒差のシェイクダウン2番手はクリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC)が記録。その0.3秒差の3分2秒5でテーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)が続いている。
ラリー・チリで2019年シーズン2勝目を挙げたオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)は3分2秒7で4番手。以下、セバスチャン・ローブ(ヒュンダイi20クーペWRC)、ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)、ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)と続いている。
シェイクダウンを終えた一行は、コインブラの街へ移動し、現地19時(日本時間31日3時)ごろからセレモニアルスタートに登場。競技初日の31日はSS1~7までの7SSが行われる。
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