BMWが新型4シリーズにMパフォーマンスモデルの「M440i xドライブ」を設定。パワーユニットには3リットル直6 Mツインパワーターボガソリンエンジンを搭載
BMWジャパンは10月16日、第2世代となる新型4シリーズにMパフォーマンスモデルの「M440i xドライブ」を設定し、同日より発売した。車両価格は1025万円に設定。ユーザーへの納車は本年11月以降を予定している。
大きな縦型ギドニーグリルを組み込んだ新型BMW4シリーズが日本上陸
BMW M社が開発する高性能バージョンのMモデルには、2つのカテゴリーが存在する。1つはサーキットでの走行を可能としたMハイパフォーマンスモデルで、もう1つはサーキットで培われた技術を取り入れて走行性能を高めたMパフォーマンスモデルである。今回発表されたM440i xドライブは、Mパフォーマンスモデルに位置づけられる1台だ。
エクステリアに関しては、前記事で紹介した新型4シリーズのスポーティかつエレガントなクーペデザインをベースに、Mパフォーマンスモデルの専用色となるセリウムグレーをキドニーグリルやエアインテーク、エアブリーザー、サイドミラーキャップ、テールパイプ、モデルバッジに採用することで独自の存在感と個性を演出。また、トランクリッドにはMリアスポイラーを組み込んで空力特性を向上させる。また、BMWレーザーライトやオートマチックトランクリッドオペレーションを標準で装備。足もとには、前8J×19/後8.5J×19M ライトアロイダブルスポーク・スタイリング792Mホイール+前225/40R19/後255/35R19タイヤを装着した。
内包するインテリアは、10.25インチのワイドコントロールディスプレイ(タッチパネル機構付)や12.3インチのマルチディスプレイメーターパネルのほか、BMWヘッドアップディスプレイ、マルチファンクションMスポーツレザーステアリング(シフトパドル付)、センサテックインストルメントパネル、“M440i”ロゴ入りメーターなどを標準装備。アルミニウムテトラゴントリム/パールクロームハイライトやBMW Individualアンソラジットルーフライニングなども設定する。また、ヴァーネスカレザー表皮のMスポーツシートには電動調整式ランバーサポートを内蔵した。一方、安全・運転支援システムの面ではアクティブクルーズコントロール等を含むドライビング・アシスト・プラスや高速道路での渋滞時にドライバーをサポートする「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援システム」、最新のBMWコネクテッド・ドライブに加えて、パーキング・アシスト・プラスを標準で採用している。
パワートレインに関しては、2997cc直列6気筒DOHC直噴Mツインパワーターボガソリンエンジン(最高出力387ps/5800rpm、最大トルク500Nm/1800~5000rpm)に、専用セッティングの電子油圧制御式8速スポーツATを搭載。駆動機構にはインテリジェント4輪駆動システムのxDriveを採用する。また、アダプティブMサスペンションやMスポーツディファレンシャル、大径Mスポーツブレーキなどを組み込んで、より正確なハンドリングとダイナミックな走りを具現化した。
なお、BMWジャパンは新型4シリーズの発表を記念して、BMWオンライン・ストアでのみ限定販売する「M440i Edition EDGE(エディション・エッジ)」(1117万円、3台限定)と「420i MスポーツEdition EDGE」(697万円、10台限定)を設定した。M440i Edition EDGEはBMW Individualドラバイト・グレーのボディカラーに、Mスポーツブレーキ(レッド)やBMW Individual 793iアロイホイール、BMW Individualハイグロスシャドウラインエクステンドコンテンツ、Mカーボンエクステリアパッケージ、アルミニウムメッシュエフェクトトリム、Mシートベルトを特別装備。一方、420i MスポーツEdition EDGEはミネラル・ホワイトのボディカラーに、ファストトラックパッケージやBMW Individualハイグロスシャドウラインエクステンドコンテンツ、ブラックミラーキャップ、アルミニウムメッシュエフェクトトリム、Mシートベルト、センサテックダッシュボードを特別装備している。
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みんなのコメント
クーペ冬の時代で、完全に、少数カモ頼みの商売になっちまってる、、、
それに比べたら、断然かっこいいと思います。