2月22日、アルファロメオが2021年マシン『C41』を発表した。その中で、チームは26日にスペインのカタルニア・サーキットでシェイクダウンを実施することも併せて明らかにされた。
ポーランドのワルシャワで盛大に行なわれたC41の発表会には、レギュラードライバーのキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィ、そしてリザーブドライバーのロバート・クビサが登場。C41のカラーリングと共に、新たなレーシングスーツのデザインもお披露目された。
■アルファロメオF1、新車『C41』を発表。ライコネン&ジョビナッツィのコンビは3年目に
開発制限によって2020年マシンのシャシーを基本的に引き継ぐこととなっている2021年のF1では、各チームにふたつの“開発トークン”が与えられており、それを使って部分的に開発を進めることができる。テクニカルディレクターのジャン・モンショー曰く、C41ではノーズなどフロント部分を中心に開発トークンが使われているようだ。
そんなC41は、発表から1週間も経たない2月26日にスペインのカタルニア・サーキットでシェイクダウン走行が行なわれ、3月12日からバーレーンで行なわれるプレシーズンテストに向けた準備が行なわれる。
アルファロメオのチーム代表を務めるフレデリック・バスールは次のようにコメントした。
「ニューマシンの発表というものはいつも感情的になる。ファクトリーの全員が何ヵ月にも渡って行なってきた努力の集大成であり、新たな冒険の始まりでもある」
「チームの基本となっている哲学は変わっていないと思う。今日は昨日よりも良い仕事をしないといけない」
「我々は昨シーズンを8位で終えたので、2021年はより良い結果を残さないといけない。そのためには、トラックサイドと本部の両方が改善を続けていく必要がある」
「どのチームも冬の間に良い仕事をして、最初のレースで良い位置につけることを期待をしている。しかし、もうすぐ皆が手の内を見せる時が来る」
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