2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝にて、RBのリアム・ローソンは16位完走となった。
予選で12番手グリッドを手にしていたローソンはスタート後、目の前で接触したアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)と角田裕毅(RB)の2台をかわして10番手へポジションを上げた。
角田裕毅、スタート直後の接触で2日連続クラッシュ「スペースが足りなかった」RB/F1第20戦決勝
しかし、ハードタイヤスタートを選んでいたローソンは、前のピエール・ガスリー(アルピーヌ)についていくことができずに周回を重ねていく。
すると、18番手スタートからポジションを上げてきたセルジオ・ペレス(レッドブル)が背後に迫り、18周目にはバトルに発展。
ターン4でペレスはローソンのインに飛び込んで前に出るも、続くターン5ではローソンが仕掛け返し、若干接触しながらもポジションを取り戻した。このバトルはレース後、スチュワードによってレーシングインシデントとして判定されている。
以降、ハードタイヤでピットインタイミングを遅らせたローソンは、39周目終わりに8番手でピットイン。17番手の隊列最後尾で合流してレース後半を戦った。
しかし66周目、同じタイヤ戦略を採っていたフランコ・コラピント(ウイリアムズ)と、ターン1にて12番手争いのバトルがヒートアップし、2台は接触してしまった。この結果、ローソンはフロントウイングを破損したためにピットへ向かい、最終的に16位でチェッカーを受けた。
■リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
決勝=16位(70周/71周)
12番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム→ソフト
「望んでいた結果ではなく、フラストレーションのたまるレースだった」
「今週末の速さならポイントを獲得できたかもしれない。とくにパッケージが強力だったのに、今週末何も得られず非常に残念に感じている」
「クリーンエアがつねに必要だったが、残念ながらレース中はずっとライバルの後ろで走っていた。さらに、多くのインシデントがあり、今日はうまくいかなかった」
「このことから学び、来週はもっと良い仕事をするために努力していきたい」
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