ツインリンクもてぎで2019全日本F3選手権の第18戦決勝が行われ、ポール・トゥ・ウインで今季8勝目を挙げたサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark)が最終岡山ラウンドを待たずにシリーズチャンピオンを決めた。
今週末3レース目として行われた第18戦は、前日の第16戦の結果がグリッドとして採用されチャンピオンを争うフェネストラズと宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM’S)がフロントロウを分け合った。
■全日本F3、2020年からスーパーフォーミュラ・ライツとして再始動
スタートではフェネストラズが好スタートを決めてトップで1コーナーを通過。さらに3番手の大湯都史樹(TODA RACING)が好ダッシュをみせ、3コーナーで宮田をパス。2番手に浮上した。逆転チャンピオンのためには優勝が絶対条件の宮田は5コーナーで大湯を抜き返し順位を取り戻した。なお大湯はスタートでフライングがあったとして、のちにドライブスルーペナルティを受けて後退した。また、後方で4番手争いをしていた笹原右京(B-Max Racing with motopark)が5コーナーでスピンを喫し、こちらも順位を大幅に下げてしまった。
2周目以降はフェネストラズと宮田の一騎打ちとなった。この際、ペース面では第18戦に新品タイヤを温存していた宮田の方がよく、6周目には1分45秒740のファステストラップをマーク。トップのフェネストラズに食らいついた。これに対しフェネストラズも1分45秒台を連発し、この2台が3番手以下を大きく引き離した。
両者の緊迫したトップ争いは最終ラップまで続いたが、フェネストラズがミスのない走りを徹底。最終的に0.632秒差で逃げ切り、トップチェッカー。今季8勝目をマークした。2位には宮田、3位には大津弘樹(THREEBOND RACING)が続いた。
これにより9月の岡山ラウンドを待たずに、2019シーズンのドライバーズチャンピオンがフェネストラズに決定した。
フェネストラズは、ウイニングランで何度もガッツポーズをみせ、パルクフェルメではマシンの上に乗って喜びを爆発させた。
レース後には第18戦の表彰式に加え、シリーズチャンピオン表彰も行われた。フェネストラズはその場で歴代の全日本F3チャンピオンの名前が刻まれたトロフィーを満面の笑みで掲げるとともに、チームスタッフたちと喜びを分かち合っていた。
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