レッドブルとの契約を1年延長したセルジオ・ペレスは、2023年以降の契約に向けたパフォーマンスに対するプレッシャーを感じていないと語った。
レッドブルは8月に、2022年シーズンも今季と同じくペレスとマックス・フェルスタッペンのラインナップを継続することを発表した。
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アレクサンダー・アルボンの後任としてチームに加入したペレスは、開幕戦から数レースはマシンへの適応に苦しんだものの、第6戦アゼルバイジャンGPで移籍後初優勝を遂げた。
今回の契約延長により、2022年末までペレスが残留することが決まったが、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)もレッドブルへの復帰を強く望んでいる。ガスリーはレッドブルへ昇格した2019年シーズン前半戦で成績が振るわず、トロロッソ(現アルファタウリ)へ降格。しかし、その年のブラジルGPでの2位表彰台、翌年のイタリアGP優勝など好成績を続けている。
こうしたガスリーの復帰を阻むためには、ペレスは来季素晴らしいパフォーマンスを発揮することが求められるはずだ。ペレスがレッドブルと契約を延長できたのは、2022年の1年のみだからだ。しかしそのペレスは、こうしたプレッシャーがパフォーマンスに影響することはないと明言している。
「僕にとっては何の変化もない」と1年契約に関してmotorsport.comに彼は語った。
「もし長期契約を結んでいたとしても、僕はレーシングドライバーだ。週末のたびに好成績を出したいと思っている」
「正直言って(契約期間に関しては)全く考えていない。頭の中にあるのは、次のレースのことだけだ」
「その逆も同様に、『来季の契約が決まったから、もっとリラックスしよう』などとは考えない。全くないね」
「もしそんな風に考えていたら、僕はここ(F1)にいないだろうね」
ペレスは、チームのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコとチーム代表のクリスチャン・ホーナーから、F1がサマーブレイクに入る前に契約延長を伝えられていたという。
2021年シーズンはここまで難しい局面もあったものの、チーム上層部と良い信頼関係を築けたことが契約延長に繋がったと、ペレスは考えている。
「僕にとっても同じことで、単純明快だった。この短い期間で信頼関係を築くことができた。そこが重要だった」
「クリスチャンとヘルムートが言ったことを僕は全面的に信じるし、その結果に対して僕は何も心配していなかった」
F1第15戦ロシアGPを含め今シーズンは8戦を残している。ペレスは、レースペースでフェルスタッペンと同等のパフォーマンスを発揮できることを証明してきたが、予選では思うように順位を上げられず、大量得点や表彰台に結びついていない。
ペレス自身も、フェルスタッペンとチームのタイトル獲得に向けたサポートを行なうべく、課題とする予選でのペース改善が急務だと理解している。
「予選セッションで改善をしなければならない」とペレスは言う。
「レースペースはあるが、予選ではステップアップする必要があるんだ」
「ポジティブな面としては、予選でマックスとの間でデルタ(ラップタイム差)があっても、レースではその差が消える傾向がある。そこではかなり近づけるけど、土曜日(の予選)からその差を縮めて、最初から良い位置にいられるようにする必要がある」
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