全日本F3選手権の合同テストは3月13~14日、鈴鹿サーキットで2018年第1回合同テストが行われ、坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が走行3回目に1分50秒744というトップタイムをマーク。総合首位でテストを終えた。
2018年の開幕に向けた全日本F3の合同テストもこの日が2日目。9時からの2時間で行われた走行2回目では、晴天の下で各車が周回。終盤には上位陣がアタックを展開し、宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が1分51秒113をマーク。2番手は坪井が1分51秒143で続き、3番手には1分51秒786をマークした阪口晴南(TODA FIGHTEX)がつけた。
全日本F3:鈴鹿合同テストがスタート。初日は坪井翔がトップタイムをマーク
このセッションは大湯都史樹(TODA RACING)がエンジントラブルに見舞われたものの、コース上では大きなアクシデントなく、一度も赤旗が出ないまま終了。なお、前日システム系のパーツにトラブルを抱え満足に周回できなかった河野駿佑(RS FINE)もラップを重ね、「今回が初めてのF3での走行でしたが、やはりFIA-F4とは別次元ですね」と初めてのF3マシンで経験を積んでいる。
15時から行われた午後の走行3回目は、途中宮田が逆バンクでコースアウト。その後、同様の場所でDRAGON(TEAM DRAGON F3)もコースアウトを喫し、合計二度の赤旗が提示された。終盤には各車がニュータイヤを投入してアタックを展開したが、ここで1分50秒744と、ただひとり50秒台となるタイムをマークしたのは坪井。次いで宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F314)、3番手に阪口となった。
4番手には大湯、5番手には前日新車F318のシェイクダウンを終え、ペースを上げた笹原右京(THREEBOND)がつけた。6番手には片山義章(YTB F318)、そして7番手にはエドアルド・リベルティ(B-MAX RACING F3)が、8番手には河野が続いた。
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