F1のステファノ・ドメニカリCEOは3月18日(火)、バンコクでのF1タイGP開催の可能性について同国のペートンターン・シナワット首相と会談。唯一の現役タイ人ドライバーであるウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、初の母国GP開催に向けて話し合いが進んでいることを喜んでいる。
近年世界的な人気を誇るF1はアジア圏でのレース拡大を目指しており、2025年シーズンの開幕戦オーストラリアGPの後にドメニカリCEOはバンコクを訪問。会談を次のように振り返った。
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「バンコクでレースを開催するという素晴らしい計画について話し合うために、タイの首相であるペートンターン・シナワット氏と彼女のチームと会うことができたことを嬉しく思う」
「今後数週間、数ヵ月にわたって話し合いを続けていくことを楽しみにしている」
イギリス人の父とタイ人の母を持ち、イギリス育ちながらタイのライセンスでF1に出場しているアルボンは、母国GP実現を熱望している。そして中国GPに先立ち行なわれたメディア取材で、今後ドメニカリCEOと話し合うつもりだと明かした。
「まずはステファノと連絡を取り合って、彼に聞いてみるよ。それについて後で会って話すことになると思う。でもとてもワクワクしている。僕自身にとってもそうだけど、僕ら全員にとってもそうだと思う」
「タイは素晴らしい国だし、実際にタイに行ったことがある人たちはそれを認めてくれると思う。いつか仲間たちにタイの文化や料理を紹介できたらと思うとワクワクする。きっと面白いよ」
「暑さの面では、”シンガポール2.0”となる可能性があるけど、僕としては実現のために全力を尽くしたい。どうなるか見てみよう」
F1誘致に興味を示しているのはタイだけではない。シリーズの人気の高まりを受けて、アジア、アフリカ、南アメリカからも関心が集まっている。
F1の2026年カレンダーでは、バルセロナ・カタルニア・サーキットに代わりマドリード市街地サーキットでスペインGPが開催される。南アフリカやルワンダもF1誘致に興味を示している他、昨年フランコ・コラピントのF1デビューでアルゼンチンGP復活の機運も高まった。
また、アジア圏からはタイだけでなく韓国、インドネシアなどもF1を注視している。また、大阪・関西万博の跡地にはサーキットを建設する案もあり、F1をはじめとするモータースポーツ誘致を目指す計画があることも明らかとなっている。
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