航続距離 300kmに
アウディが電動SUV「eトロン」に、これまでより安価で軽量な「eトロン50」を追加した。
英国では2020年はじめに発売が予定されているこの新バージョンは、車重が既に販売されているeトロン55の2565kgよりも120kgほど軽い。その主な理由は、より小さなバッテリーパックを搭載しているからだ。
eトロン50が搭載する71kWhのバッテリー(おそらくこれがeトロンに用意されるバッテリーで最小容量となるだろう)は、航続距離がWLTPサイクルモードで最長300kmと発表されている。95kWhバッテリーを積むeトロン55と比べると100kmほど短い。
eトロン50の主な競合は、同じくWLTCモードで航続距離400kmのメルセデス・ベンツEQC 400 4マティックになるだろう。
また、eトロン55は150kWの急速充電に対応するが、eトロン50は最大120kWまでしか対応していない。それでも急速充電ステーションではバッテリーの80%を30分で充電できるという。
最高出力 408psから313psに
eトロン50は、eトロン55と比べると動力性能も低い。前後に1基ずつ、計2基の電気モーターを搭載するセットアップは同じだが、最高出力は「55」が408psであるのに対し、「50」は313ps。
最大トルクも「55」の67.7kg-mから、「50」では55.1kg-mに落とされている。0-100km/h加速は「55」が5.7秒で、「50」は7.0秒だ。最高速度は「55」が200km/h、「50」は190km/hでリミッターが作動する。
減速エネルギー回生テクノロジーは、ブレーキング時に90%以上のエネルギーを回生し、バッテリーパックに蓄えることができる。そして電動油圧式ブレーキ・アシスト・システムは最大0.3Gの減速Gを発生させる。これによって「どんな状況でも短い制動距離を実現」するとアウディは言う。
eトロン50は、よりパワフルなバージョンと共に、ベルギーのブリュッセルにあるアウディのEV工場で生産される予定だ。
価格はまだ発表されていないものの、eトロン55の7万1520ポンド(約927万円)より1万ポンド(約130万円)ほど安い設定になるだろう(補助金を受ければ実質負担額はもっと安くなる)。
新しく発売する電気自動車に様々な容量のバッテリーを用意しているメーカーは、アウディだけではない。テスラは以前からこの戦略を採ってきた。フォルクスワーゲンは今年秋に発表するID.3に、航続距離330km、420km、550kmという3種類のバッテリーを設定している。
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