ポルトガルのアルガルヴェ・サーキットで行なわれている世界耐久選手権(WEC)の第2戦ポルティマオ8時間レース。6月12日(土)にはその予選が実施され、TOYOTA GAZOO Racingは2番手と3番手グリッドを確保した。
予選でポールポジションを獲得したのは、LMP1マシンでハイパーカークラス(LMHクラス)へと参戦している、アルピーヌ36号車。トヨタ勢は7号車をマイク・コンウェイ、8号車をブレンドン・ハートレーがアタックを担当したが、どちらもアルピーヌにはわずかに届かなかった。
■WEC第2戦ポルティマオ予選:アルピーヌ、トヨタGR010の2台を下してポールポジション獲得
コンウェイ、ハートレー共に予選ではもう少し良いタイムを刻むことも可能だったと悔しさを隠していないが、それでも決勝に向けては良いポテンシャルがあると、接戦の予想されるレースに向けた意気込みを語った。
■マイク・コンウェイ(GR010 HYBRID 7号車)/予選3番手タイム
「非常に接近した予選セッションでしたが、もう少し良いタイムを出せたと思っているので少し残念です。GR010 HYBRIDのポテンシャルを全て引き出すことはできませんでした。最初のアタックではトラックリミット違反を取られてしまいましたが、次のアタックラップでさらにタイムを更新するつもりであったのであまり気にしていませんでした。新品タイヤに交換し、ポール獲得へ向けた再アタックに出ましたが、グリップを最大に発揮できるまでにはもう少し時間が必要だったようです。それでも、LMP2カーより前のポジションへ出ることができたのはよかったと思いますし、決勝レースでのスタートが少し楽になるでしょう。決勝レースでは、我々GR010 HYBRIDが競争力を持っていることは分かっています。差は非常に小さく、どの車両にもチャンスがありますが、可能な限り上位でフィニッシュすべく頑張ります」
■ブレンドン・ハートレー(GR010 HYBRID 8号車)/予選2番手タイム
「我々は新しいハイパーカーでまだ経験を積んでいる最中で、色々なことを試しています。練習走行中、新品タイヤで苦戦したので、最初のアタックは一度走行したタイヤで挑みました。この作戦が上手く行かなかったときの代案も用意してあり、それが今回は効を奏しました。最後のアタックはプレッシャーもありましたが、なんとかタイムが更新できて満足しています。最前列グリッドを獲得できたのはチームの作戦とチームワークのお陰です。本当に僅差だったので、ポールポジションも獲得可能だったとは思いますが、最終的にはアルピーヌのものになりました。彼らはよかったと思います。予選トップ3がコンマ2秒以内ということで、決勝レースも最後まで接近戦が続くと思いますが、長いレースですし、コース上の他の車両をかわしていくのも大変です。LMP2カーともタイムが僅差なので、集中し、接触しないようミス無く戦うことが大事です。8時間の決勝レースはとても長い戦いになるでしょう」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?