セルジオ・ペレスは、今週末のF1第22戦ラスベガスGPで予想されている低温下の走行条件は、レッドブルの走りの大きな支障となり得る要因だと考えている。
3日間の壮大なショーの舞台がラスベガスの街に設けられている。派手な宣伝に見合うものになるよう誰もが期待し、今後何年にもわたってネオン輝くベガスのストリップ地区でF1が定着するよう願っている。計画上は、競技者にとってもファンにとっても、胸躍ることがたくさんある。しかし舞台裏では、チームがラスベガスほど未知数のことが多い新コースに取り組むことはめったにない。
2023年F1第22戦ラスベガスGP TV放送&タイムスケジュール
F1チームとそのエンジニアたちは低い気温には慣れており、プレシーズンテスト中や、2020年にニュルブルクリンクで開催されたアイフェルGPのまさに決勝レースで見られたような厳しいコンディションにしばしば耐えてきた。しかし冷たい空気のなか、ラスベガスのネオンに彩られたストリップ地区のなめらかなターマックを時速330kmで走行することは、タイヤ温度はもちろん空気圧の維持にさえほとんど役に立たない。マシンのタイヤにそれほどエネルギーを入れられないレイアウトではなおさらのことだ。
「何かがあることははっきりしているが、おそらく僕たちチームに有利にはならないだろう。でも心に留めておく必要のあることだ」と慎重なペレスはブラジルでコメントした。
「こうしたことはシミュレーションするのがとても難しい。風向きがどちらかというようなことを知るのも難しいことだ」
「最近のシミュレーターでできることと、それにもとづいてできることはとても多い。でもそうしたことについては知識がより頼りになると思う」
一方、コンディションがそれなりによければ、F1は素晴らしいショーを見せられるだろうとペレスは確信している。
「レースにはよいところだと思う。とても長いストレートとブレーキングゾーンがあるから、とてもよいコースだろうと期待している」
ペレスの前回のF1優勝は、今年春にバクーで開催されたアゼルバイジャンGPでのことだが、ここはストリートサーキットとしてラスベガスと最も頻繁に比較される。前戦サンパウロGPで好調だったペレスは、シーズンを力強く終えることを決意しており、今もドライバーズ選手権2位の座をルイス・ハミルトン(メルセデス)から守るために戦っているからだ。
信念を貫く助けとするために、ペレスはラスベガスの強力なメキシコ人ファンの存在を頼りにしている。彼らは先月の母国レースの時よりも、ペレスがよりよい運に恵まれることを期待しているだろう。
「(メキシコでの)週末の後だから、彼らはあまり熱心ではないかもしれない! でもそれでも彼らはたくさんいるし、ベガスで多くの応援を期待している」
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