イギリスのレーシングカーコンストラクターであるプロドライブは、バーレーンの政府系ファンド『マムタラカト』の支援を受け、『バーレーン・レイド・エクストリーム』(BRX)として、ダカール・ラリーの4輪トップクラスT1に参戦することを2月に発表した。
スバルとともにWRCで3年連続タイトルを獲得するなど、モータースポーツの様々なカテゴリーで実績があるプロドライブ。チームディレクターのデビッド・リチャーズは、サウジアラビアで開催される2021年のダカール・ラリーで総合優勝する可能性について、現実的な姿勢を保つ必要があるとしながらも、最初から競争力を発揮できると考えているようだ。
■プロドライブ、2021年ダカール・ラリー参戦へ。”長年の野望”をバーレーンが支援
「言うまでもなく、競争相手が多くの経験を持っているような新たなカテゴリーに参戦する時は、学ぶべきことがたくさんあるということを受け入れる必要がある」と、リチャーズはmotorsport.comに話した。
「我々に競争力があることを疑ってはいないが、ダカールは長いイベントであり、何が起きるか分からないので、優勝のチャンスについては現実的に考える必要がある」
「スタートラインに着いた時に、誰もが自分たちのことを優勝候補のひとりだと考えるべきだ。モータースポーツにおいて常にそうであるべきだと考えている。もし私が失望するとしたら……そうじゃなかった時だ」
「レースが始まった後はどんなことでも起こりうるので、また違った問題だ。しかし今年のダカールのスタートラインで、人々が我々をみて『勝者になる可能性がある』と思わなければ、私はがっかりするだろう」
プロドライブは、新たに開発したマシン『BRX T1』2台以上の体制でダカール・ラリーに参戦するとしているが、まだ3台目のマシンを走らせるかどうかは発表されていない。
当初はすでに最初のマシンの製造を完了している予定だったものの、新型コロナウイルスのパンデミックによる影響で、開発プログラムに6週間の遅れが生じているという。現在は、8月にマシンの初走行を行ない、ウェールズ、フランス、中東で本格的なテストの実施を計画している。
また、ダカール・ラリーに向けた準備として、モロッコ・ラリー(10月8~13日)やアブダビ・デザート・チャレンジ(11月20~26日)を戦う予定であるという。
「1台目のクルマは先週完成する予定だったので、現時点では予定から約6週間の遅れだ。スケジュールの面でかなりの空き時間ができたので、実際にエンジニアたちはクルマのいろんなところについて私に言ってきて、本来ならあまり多くの時間を費やさなかったであろういくつかの部分について再検討することができた」
「結果として、最終的にかなり良いクルマになったと思う。我々は非常に強力なテストスケジュールを組んでいるので、十分にテストされた堅牢なクルマでダカールのスタートを切れると思う」
プロドライブはまだドライバーラインアップを明らかにしていないが、スペイン人ドライバーでバイクと4輪で一度ずつダカールを制しているナニ・ローマと、昨年トヨタのWRCドライバーを務めていたクリス・ミークが候補だと考えられている。
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