もくじ
ー ジャガー・ランドローバーにも興味
ー FCAのマンリーCEOも「提携は理に適っている」
2019年を占う PSAの手腕、オペルの生まれ変わり 期待の新小型車は
ジャガー・ランドローバーにも興味
PSAグループの大株主であるプジョー家は、フィアット・クライスラー・オートモービルズとの買収または合併を支持する「準備」ができているという。その理由として、ヴォグゾール-オペルの買収が成功したことを挙げている。
シトロエン、DS、プジョー、ヴォグゾール-オペルで構成されるPSAグループとそのカルロス・タバレス最高経営責任者は、さらなるブランドの買収に興味を持っていると既に話している。アルファ・ロメオ、フィアット、マセラティ、ジープなどを含むFCAグループは、これまで何度も、その可能性がある対象として名前が挙げられている。
プジョー家は持ち株会社のFFPを通してPSAグループの株を多く保有している。フランスの経済紙レ・ゼコーによるインタビューで、FFPのロベール・プジョー会長はFCAとの合併の可能性について訊かれ、「FCAとも、他の企業とも、手を結ぶ可能性はある」と答えている。
PSAグループはジャガー・ランドローバーに興味を持っているとも報じられている。同社はインドのタタ・グループが保有しているが、最近は苦戦が続いている。
現在は何も交渉していないとしながらも、プジョーはPSAが2016年にGMからヴォグゾール-オペルを買収したことを「卓越した成功」と呼び、それによって同家では同じ動きを繰り返したいとを望んでいることを明らかにした。
「オペルの件については、われわれは最初から支持していました」と彼は付け加えた。「もし同じような機会があれば、われわれはためらうことはないでしょう」
FCAのマンリーCEOも「提携は理に適っている」
PSAは長いことFCAとの合併に興味を持っていた。2015年にはタバレスがこれを除外して、ヴォグゾール-オペルの買収を完了させることに集中した。
両社は既に商用車の開発で協業している。PSAのFCAに対する興味は、FCAが特にジープやラムを通して北米で強い存在感を持っていることに一因があると考えられる。
PSAは現在、米国へ再進出する準備を整えているところだ。FCAと合併すれば、販売やサービス拠点の基盤が手に入ることになる。
FCAのマイケル・マンリーCEOは、ジュネーブ・モーターショーの会場でイタリアの記者に、他の自動車メーカーとの提携拡大について「受け入れる余地は十分ある」と答えた。
「業務提携でも、さらに深いレベルの資本提携でも、われわれにとっても、それがどんな相手でも、理に適っている」と語っている。
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