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日産が大阪オートメッセ2024においてアリアNISMOやGT-R NISMO、エクストレイル/ルークス/マーチのコンセプトカーを出展すると予告

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日産が大阪オートメッセ2024においてアリアNISMOやGT-R NISMO、エクストレイル/ルークス/マーチのコンセプトカーを出展すると予告

 日産自動車は2024年2月5日、2024年2月10日から12日にかけて大阪府のインテックス大阪で開催される大阪オートメッセ2024の出展概要を発表した。

 今回のオートメッセでは、東京オートサロン2024で初公開したアリアNISMO(ARIYA NISMO)のほか、GT-R NISMOやエクストレイル/ルークス/マーチのコンセプトカー、キューブの中古車をベースとしたカスタマイズカー、AUTECHブランドのエクストレイルのコンセプトモデルを展示。併設する専用ブースでは、キャラバンのカスタマイズコレクションも披露する。また、NISSAN/NISMOコレクションのオフィシャルグッズを、ブースに設けたコーナーで販売する予定だ。

クロスオーバーEVの日産アリアのNISMOモデルが初公開

 注目の展示モデルを紹介していこう。

 まず、通常モデルのアリアB6 e-4ORCEおよびB9 e-4ORCEをベースに、電動パワートレインの出力アップや空力性能の向上、専用シャシーおよび電動駆動4輪制御技術の採用、NISMO専用シートの装着などを実施して、より高性能でスポーティな、EV NISMOのフラグシップモデルに仕立てた「アリアNISMO」。パワートレインついてはモーターの最高出力をベース車比で約10%向上させたことがトピックで、NISMO B6 e-4ORCEではベース車の250kWから270kWに、NISMO B9 e-4ORCEではベース車の290kWから320kWに出力アップする。一方でNISMO専用の加速チューニングを施し、アリアの持つ圧倒的な動力性能をさらに引き上げ、気持ちのよい加速を実現。EV NISMOならではのパフォーマンスやFormula Eマシンの高揚感を彷彿とさせるEVサウンドも、オプションで設定した。シャシーを構成する各部品にも、NISMO専用のチューニングを実施。車両の安定性と回頭性を高め、軽快でなめらかな走りを具現化する。さらに、電動駆動4輪制御技術にもNISMO専用のセッティングを施した「NISMO tuned e-4ORCE」を採用し、限界走行時においてより高いライントレース性を実現した。

 エクステリアについては、エアロダイナミクス性能を高めるNISMOらしいダイナミズムを体現したことが訴求点。空力性能を向上させるためにレースカーの知見を数多く取り入れ、EVとして特に重要な空気抵抗の低減とダウンフォースの向上を、高い次元で両立させる。一方でインテリアに関しては、高い質感と高揚感を誘うデザインを採用して、EV NISMOのフラグシップモデルらしいキャビン空間を創出。ステアリングにはセンターマーク入りのDシェイプタイプを配し、合わせてブラック基調のハプティクススイッチ付き木目調フィニッシャーにはNISMOロゴを配備する。シートについては、スエードと合皮のコンビネーション表皮を張ったうえでレッドのステッチを入れたNISMO専用シートを装着。前席にはNISMOロゴも刻んでいる。

 NISMOブランドからは、NISSAN GT-R 2024年モデルの最強バージョン「NISSAN GT-R NISMO」も出展する。GT-R NISMOはレーシングテクノロジーを最大限に注入し、空力性能の磨き込みやサスペンションの専用チューニング、フロントメカニカルLSDの組み込みなどを実施してコーナリング性能を向上させるなど、GT-R史上最高のパフォーマンスを追求したモデルに仕立てている。

 次に、本格SUVのエクストレイルをベースに、オフロードテイストとタフギア感をさらに高めた「X-TRAIL Crawler Concept」。エクステリアでは傾斜がきつく険しい地形をクルマで走破するロッククローリングの世界を表現し、一方でラゲッジエリアにはエクストレイルが追求してきた道具感を訴求するアイテムを多数装備している。

 4台目は、2023年6月にマイナーチェンジした軽スーパーハイトワゴンのルークスをベースに、ファッション・雑貨・アートまでを国内外で展開するセレクトショップのBEAMSがカスタムを監修したコンセプトカーの「ROOX BEAMS CUSTOMIZED CONCEPT」。“思わず出かけたくなるクルマ”をコンセプトに、ファッションシーンや様々なニーズに応える素材であるデニムを内外装のテーマに使用し、BEAMSならではの遊び心を随所にあしらって、より自分らしさを表現できるクルマに仕上げた。

 5台目は、東京オートサロン2023 にて提案した「CUBE Refreshed&Retro Concept」に続く、日産中古車プロジェクト第2弾の「MARCH Patissier CONCEPT」。中古車のマーチをベースに、“夢を追う若者のライフスタイルに寄り添うクルマ”であることをプロジェクトコンセプトとして掲げ、菓子職人の“パティシエ”をテーマに据えたカスタマイズを施している。

 6台目は、前述の「CUBE Refreshed&Retro Concept」を奈良日産にて具現化した実売モデルの「CUBE Retro Renovation」。新車の販売が終了したキューブの中古車をベースに、内外装部品を交換してリフレッシュするとともに、専用カスタマイズ部品を装着してレトロ感を演出した。なお、このモデルは奈良日産より20台限定で販売中である。

 日産モータースポーツ&カスタマイズからは、日産直系のカロッツェリアとしてデザインや機能に高度な付加価値を加えるカスタムカーブランド「AUTECH」の最新コンセプトモデルである「X-TRAIL AUTECH SPORTS SPEC CONCEPT」を披露する。既存のエクストレイルをベースに、街乗りからロングドライブまでシーンに応じてリニアで楽しいスポーティさと余裕や安定感のある走りを実現したうえで、プレミアムスポーティブランドのAUTECHにふさわしいスペシャルな内外装アレンジを随所に採用した。

 キャラバンのカスタマイズコレクションのブースでは、人気カスタムショップ8社の協力のもと制作した、オリジナルのカスタムキャラバン8台を展示。趣味のギアを自由に積み込めるタイプや、ルーフトップテントを装備したタイプなど、キャンプや釣り、登山などのアウトドアレジャーを楽しめる、多種多彩なカスタムを提示する予定である。

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みんなのコメント

1件
  • hid********
    もういい加減に赤いラインはやめてほしい。それだけで買いたくない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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