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ジープが伝統のネーミング「ワゴニア」と「グランドワゴニア」を復活!

掲載 更新 2
ジープが伝統のネーミング「ワゴニア」と「グランドワゴニア」を復活!

5.7Lマイルドハイブッリッド仕様の「ワゴニア」と、6.4Lエンジンを搭載する上級版「グランドワゴニア」を設定

3月11日、ステランティスはジープの新型SUV「ワゴニア」および「グランドワゴニア」を、2022年モデルとして発表した。米国では今年の下半期から発売される。ジープはこの新型ワゴニア・シリーズで、プレミアムアメリカンSUVを再定義する。

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ワゴニアのネーミングが復活した。ジープファンやアメリカンSUVファンにはご存じだろうが、ジープブランドにとって「ワゴニア」、「グランドワゴニア」というモデルは伝説のネーミングである。1962年に登場したワゴニアは、オートマチックトランスミッションを搭載した最初の4輪駆動車で、近代的なSUVの市場を開拓。1984年に追加設定されたグランドワゴニアは、レザーシートやエアコン、AM/FMステレオラジオ、当時としては優れた遮音性を備えたほか、エンジンの出力/トルクが向上し、プレミアムアメリカンSUV先駆けとなり、1991年まで生産された。

それから30年の時を経て、グランドワゴニアのネーミングが復活。昨年9月に発表されたコンセプトモデルを経て、このたびついに市販モデルが発表されたのである。




ボディサイズは、全長5453×全幅2388×全高1921mmで、ホイールベースは3124mm。この堂々たるボディのデザインは、SUVの力強さにアメリカンスタイルの洗練されたエレガンスを組み合わせ、新型ワゴニアの個性が表現されている。

パワートレインは、ワゴニアが392hp/548Nmを発揮する5.7L V型8気筒「HEMI」エンジンに48Vシステムを組み合わせるマイルドハイブリッドで、グランドワゴニアが471hp/617Nmを引き出す6.4L V型8気筒。トランスミッションはいずれも8速ATが採用された。駆動方式は4WDのほか、ワゴニアでは2WDも設定された。

高張力鋼を用いたラダーフレームによるプラットフォームは、新しい「ボディオンフレーム」を採用。ボディの捻り剛性が高められており、オンロードでの高いハンドリング性能に寄与し、質の高いライドフィールをもたらす。

ジープ車の得意とするオフロード性能では、4×4システムに「クアドアトラックI/II」と「クアドラドライブII」、そして電子制御式リミテッドスリップデフを採用して卓越した悪路走破性が与えられている。エアサスペンションの「クアドアリフト」搭載車では、地上高は最大10インチ(254mm)まで引き上げることが可能。最大渡河深度は24インチ(約610mm)を実現している。

キャビンは最大8名が乗車できる3列シートを採用。ワゴニアは2-3-3レイアウトが標準で、2-2-3がオプション設定。グランドワゴニアは2-2-3が標準で、2-3-3をオプション設定している。




インパネは、大型ディスプレイの採用によってデジタル化の促進を実感させる。メーターディスプレイ、センターディスプレイ(12インチ+10.1インチ)、そして助手席側ディスプレイ(10.25インチ)を合わせ、ディスプレイサイズはトータル45インチにおよび、新しいインフォテイメントシステム「Uコネクト5」を組み合わせるなど、実に先進的な仕立てとなっている。

助手席側ディスプレイでは、コパイロット機能として、ナビゲーションやデバイス管理、エンターテインメント、アラウンドビューモニターおよびFireTVの各機能をコントロールすることができる。グランドワゴニアではさらに、空調が操作できる後席用の10.25インチディスプレイが備わる。




運転支援機能では、ヘッドアップディスプレイやアダプティブクルーズコントロールのほか、アクティブドライビングアシスト、ハンズフリードライビングアシスト、ナイトビジョン、アテンションアラート、交通標識認識機能といった先進機能が積極的に採用された。





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みんなのコメント

2件
  • ジープを買いたいけど家内の反対が酷い。
    「カッコだけでしょ?横転する車なんて買わないで!」だと。
    どこで知ったのか、ラングラーが衝突試験で派手に横転してしまい、まさかの最低評価だったのを気にしているらしい。
    たしかに当時は俺も「なんじゃこりゃ。これじゃあ軽とぶつかっても危ねえじゃんか(・・;)」とは思ったが。。。

    頼むから試験に通る車を作ってくれよ!!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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