現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > フェルスタッペン、別格の速さでレッドブル1-2、メルセデスも復活か。角田裕毅17番手|F1第10戦イギリスGP FP3

ここから本文です

フェルスタッペン、別格の速さでレッドブル1-2、メルセデスも復活か。角田裕毅17番手|F1第10戦イギリスGP FP3

掲載 1
フェルスタッペン、別格の速さでレッドブル1-2、メルセデスも復活か。角田裕毅17番手|F1第10戦イギリスGP FP3

 F1第10戦イギリスGPのフリー走行3回目が行なわれた。レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。

 雨が降る可能性が高い予報となっていたこのセッションだが、現地シルバーストンは気温17度、路面温度25度という涼しいドライコンディション。セッション中の降水確率30%ながら強い風が吹き、サーキット上空には厚い雲が広がった。

■F1メカ解説|レッドブルが投入した”サルノコシカケ”エンジンカバー。その狙いとは?

 セッションがスタートすると、アストンマーチン勢がハードタイヤの皮むきを行ない、ミディアムタイヤに履き替えた。フェラーリやアルピーヌ勢はソフトタイヤ、アストンマーチンやマクラーレン勢はミディアムタイヤで走行するなど、決勝・予選に向けてそれぞれのプログラムを進めた。

 セッション最初の15分を終えたところで、首位は早々にタイムを出したシャルル・ルクレール(フェラーリ)。2番手にセルジオ・ペレス(レッドブル)がつけ、その後ろに母国レースを迎えているジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトンのメルセデス勢が続いた。

 その後もこのルクレール、ペレス、ハミルトンがタイムアップし、ポジションを入れ替えていった。

 最後までピットに残っていたフェルスタッペンは、20分が経った頃にようやくアタックを開始。いきなり1分28秒541をマークし、2番手ルクレールに0.480秒の差をつけた。

 各チームの無線で雨が降る、降らないというメッセージが飛び交う中、その後もタイムの出し合いが続いた。メルセデスは初日、高速コーナーでマシンがバウンシングしていたが、このセッションはラッセルが『バウンシングなし!』と無線で報告するなど、問題は解決できた様子。フェルスタッペンが1分28秒386までタイムアップしたのに対し、0.102秒差でハミルトンが続いた。

 セッション折り返しを過ぎると、多くのマシンが一旦ピットに戻りタイヤを交換。新品のソフトタイヤで予選前最後となる詰めの作業にとりかかった。

 ここでルクレールがフェルスタッペンに0.002秒差に迫るタイムを叩き出すものの、フェルスタッペンは1分27秒901にタイムアップし、またしても他のマシンを突き放した。

 各車がソフトタイヤで走行を続け、セッション終了。中には燃料を多めに積んで連続周回するマシンもあった。

 結局フェルスタッペンのタイムに届く者はおらず、フェルスタッペンがFP3トップ。唯一の1分27秒台で、頭ひとつ抜けた速さを見せた。

 ペレスも2番手となりレッドブルがワンツー。初日はエアロの問題に苦しんだレッドブルだったが一晩で修正し、マシンを仕上げてきたようだ。ドライコンディションで予選が行なわれた場合、フェルスタッペンがポールポジション最有力候補だと考えて間違いないだろう。

 3番手はルクレール。4、5番手にはラッセル、ハミルトンのメルセデス勢が僅差で続いており、予選はこの3チームの三つ巴となりそうな状況。上位勢の中では、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)が最もバウンシングに苦しんでいるようだ。

 7番手ランド・ノリス(マクラーレン)、8番手バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)は上手くアタックをまとめた感があるが、それ以下の中団勢はかなり接近。予選は激しいQ3進出争いが繰り広げられそうだ。

 アルファタウリ勢は、セッション前半はミディアムタイヤでの走行に注力。その後、ソフトタイヤでのアタックを行なったがピエール・ガスリーが15番手、角田裕毅が17番手と苦しい位置に終わった。

こんな記事も読まれています

「MOTOR CAMP EXPO 2024」大阪で開催! キャンピングカーとアウトドアの祭典 6月15-16日
「MOTOR CAMP EXPO 2024」大阪で開催! キャンピングカーとアウトドアの祭典 6月15-16日
レスポンス
スズキ、2024年内「新型車」導入か!? 軽商用モデル計画も進行中!「過去最高」売上高と営業利益更新!
スズキ、2024年内「新型車」導入か!? 軽商用モデル計画も進行中!「過去最高」売上高と営業利益更新!
くるまのニュース
イロモノみたいだけど4000台近くも売ったガチの水陸両用車! 日本でも5台が販売された「アンフィカー770」は水陸両用車に人生を捧げた男の傑作だった
イロモノみたいだけど4000台近くも売ったガチの水陸両用車! 日本でも5台が販売された「アンフィカー770」は水陸両用車に人生を捧げた男の傑作だった
WEB CARTOP
SUV 3兄弟の「WR-V」「ヴェゼル」「Z-RV」がそろい踏み! 「アコード」にも試乗できます! ホンダ出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
SUV 3兄弟の「WR-V」「ヴェゼル」「Z-RV」がそろい踏み! 「アコード」にも試乗できます! ホンダ出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
LE VOLANT CARSMEET WEB
ラリーも公道だけど何が違う? 「フォーミュラE」が日本初の本格公道レースとして話題になったワケ
ラリーも公道だけど何が違う? 「フォーミュラE」が日本初の本格公道レースとして話題になったワケ
WEB CARTOP
ジープ、コマンダーの限定車「オーバーランド」発売 サンルーフを標準装備
ジープ、コマンダーの限定車「オーバーランド」発売 サンルーフを標準装備
日刊自動車新聞
レクサスが新型「豪華オフロードSUV」発売! どんな人が買う? ゴツデザイン採用「GX」の反響は?
レクサスが新型「豪華オフロードSUV」発売! どんな人が買う? ゴツデザイン採用「GX」の反響は?
くるまのニュース
ヤマハ初のナイトミーティング 「The Dark side of Japan Night Meeting 2024」開催
ヤマハ初のナイトミーティング 「The Dark side of Japan Night Meeting 2024」開催
バイクのニュース
超絶人気の「ジープ・ラングラー」がマイチェンでまさかの値下げ! しかも装備充実ってこの先も勝ち組確定!!
超絶人気の「ジープ・ラングラー」がマイチェンでまさかの値下げ! しかも装備充実ってこの先も勝ち組確定!!
WEB CARTOP
ノリスの才能はフェルスタッペン以上!? マクラーレンCEOが絶賛「真っ向勝負でも勝てる……その多くで泣きを見るかもしれないがね!」
ノリスの才能はフェルスタッペン以上!? マクラーレンCEOが絶賛「真っ向勝負でも勝てる……その多くで泣きを見るかもしれないがね!」
motorsport.com 日本版
【スクープ】三菱デリカD:5が18年ぶりにフルモデルチェンジへ!後継モデルの「D:6」は電動専用モデルに進化する!
【スクープ】三菱デリカD:5が18年ぶりにフルモデルチェンジへ!後継モデルの「D:6」は電動専用モデルに進化する!
LE VOLANT CARSMEET WEB
よく聞く「特別仕様車」ってなに? “通常仕様”と何が違う? まさかのデメリットも存在! 満足できる新車の「選び方」とは
よく聞く「特別仕様車」ってなに? “通常仕様”と何が違う? まさかのデメリットも存在! 満足できる新車の「選び方」とは
くるまのニュース
赤のボディカラーも映える「サクラ」の90周年記念車を展示! 試乗車には「アリアe-4ORCE」をご用意しております! 日産出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
赤のボディカラーも映える「サクラ」の90周年記念車を展示! 試乗車には「アリアe-4ORCE」をご用意しております! 日産出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
LE VOLANT CARSMEET WEB
日野、中型観光バス「メルファ」を一部改良 バックカメラとモニターを標準装備
日野、中型観光バス「メルファ」を一部改良 バックカメラとモニターを標準装備
日刊自動車新聞
マツダが新型上級セダン「EZ-6」初公開! 半円4連テールがイイ! マツダ6後継!?中国に登場!日本の販売店での反響は
マツダが新型上級セダン「EZ-6」初公開! 半円4連テールがイイ! マツダ6後継!?中国に登場!日本の販売店での反響は
くるまのニュース
F1マシンより速い!? ピニンファリーナのハイパーEV「バッティスタGT」に“バットマン”のブルース・ウェイン仕様が登場
F1マシンより速い!? ピニンファリーナのハイパーEV「バッティスタGT」に“バットマン”のブルース・ウェイン仕様が登場
VAGUE
【MotoGP2024第5戦フランスGP】ホルヘ・マルティンがスプリント・決勝レースの双方を制覇
【MotoGP2024第5戦フランスGP】ホルヘ・マルティンがスプリント・決勝レースの双方を制覇
バイクのニュース
ホンダ:ミル、2日連続転倒もマシンに好感触「レースで得たフィーリングはとても重要だった」/第5戦フランスGP決勝
ホンダ:ミル、2日連続転倒もマシンに好感触「レースで得たフィーリングはとても重要だった」/第5戦フランスGP決勝
AUTOSPORT web

みんなのコメント

1件
  • 基本同じマシンでツノダーはなぜにこれほど遅いのか不思議。
    ガスリーは契約延長したから気が抜けてるな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村