両社の50周年記念モデルに与えたのは「最高のデザインとさらなるパフォーマンス」
「日産自動車」と、ジョルジョット・ジウジアーロによって設立された「イタルデザイン」は、プロトタイプ車『Nissan GT-R50 by Italdesign』を公開した。両社が初めて共同開発したプロトタイプは、「GT-R NISMO」の2018年モデルがベース。GT-Rとイタルデザインそれぞれの50周年を記念するモデルであり、来月に欧州で初公開される。
「NISSAN GT-R NISMO GT3」2018年モデルのメカニズム、「Evolution」で果たした進化とは
フロントには、車幅いっぱいに広がる個性的なゴールドのインナーパネルを採用。ボンネット上にはパワーバルジを鎮座させて、シャープなLEDヘッドライトがホイールアーチから冷却用のインテーク上端へ向けて配した。そして、ベース車より54mm低くしたルーフラインが目を引くサイドセクションは、ルーフの中央部が低く外側が少し高いことで、筋肉質な印象を訴求。フロントフェンダーの特徴的なエアアウトレット「サムライブレード」は、ドア下部からショルダーラインまで配され、ゴールドカラーの嵌め込みによって存在感を際立たせた。
リアは、GT-Rの特徴である丸型テールライトを空洞を囲むリングのようにデザイン。可変式の大型リアウイングなど、全体の印象を引き締めた。また、足元には21インチの専用デザインホイールを与え、堂々としたスタイルをさらに強調。「リキッドキネティックグレイ」塗装仕上げのボディは、「エナジェティックシグマゴールド」をアクセントとして配した。
さらに、内装はセンターコンソールやドアの内張りに2種類のカーボンファイバーを投入。シートには黒のアルカンターラとイタリア製レザーを採用し、インストパネル、ドア、スイッチ類にもゴールドのアクセントを散りばめた。ちなみに、専用ステアリングはハブとスポークがカーボンファイバー製で、リムにはアルカンターラのトリムを採用。贅を尽くした空間が広がる。
「Nissan GT-R50 by Italdesign」は、さらなるパフォーマンスも追求。手作業で組み立てた3.8リッターV6 VR38DETTエンジンは、最高出力720ps、最大トルク780N・mを発生するという。さらにパワートレインも改良し、GT3車両用の大容量ツインターボとインタークーラー、耐久性を高めたクランクシャフト・ピストン・コネクティングロッド・大容量インジェクターなどを採用。カムシャフトや吸排気システムも大幅に改良した。
他にも『Bilstein DampTronic』を採用した新サスペンションシステム。フロント6ピストン/リア4ピストンの「ブレンボ」の大径ブレーキキット、ミシュランのパイロットスーパースポーツタイヤなど、エンジンの出力を最大限に生かすフットワーク性能を提供する。
“なんの制約もなくGT-Rをつくったらどうなるだろう”を具現化した「Nissan GT-R50 by Italdesign」。日産のグローバルデザインを担当するアルフォンソ・アルバイサは、「このモデルは次期型のGT-Rではありません。日産の技術力と日本のデザイン、そしてイタリアのコーチビルディングを結集して、両社の50周年を刺激的にクリエイティブな形で祝福したものなのです」と語る。
最高のデザインとさらなるパフォーマンスを手にした究極のGT-R。1日でも早く実車を見たいものだ。
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