レッドブルのF1ドライバーであるセルジオ・ペレスは、2023年からスタートする電動パワーボートシリーズ『E1』に参戦する12チームのうちひとつを所有することになるようだ。
このチームは、メキシコのナショナルカラーをあしらったボートでE1を戦うことになるという。
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E1の創設者であるアレハンドロ・アガグとの縁が、ペレスのチーム所有に至った理由だという。フォーミュラEの共同創設者であるアガグは、ペレスがGP2に参戦していた2009年から2010年に所属していたバルワ・アダックスのオーナーでもあったのだ。以来、ふたりは連絡を取り合っている。
アガグは元F1エンジニアのロディ・バッソとE1を設立した。バッソは2000年から2004年までフェラーリでルーベンス・バリチェロのレースエンジニアを務め、フェラーリ黄金時代に活躍した人物だ。その後、レッドブルやマクラーレンのアプライドテクノロジー部門を経て、現在に至っている。
E1は、12チームと24人のパイロットが、時速58マイル(約93km)に達する水中翼船レースバードを使って世界各地でレースを実施。持続可能な水上技術を促進することも目的としている。
このレースは、パワーボートの世界的な統括団体である国際モーターボート連盟(UIM)が公認しており、アガグがFIAとフォーミュラEを設立したときと同様、E1も電気レースの独占開催契約をUIMと結んでいる。
「E1の新しいチームオーナーになり、UIM E1世界選手権のメキシコを代表するチームを持てるということに、とても興奮している」とペレスは語った。
「アレハンドロとの関係から、彼の活動やさまざまな選手権を注視してきたが、より持続可能なモータースポーツを推進するために彼が成し遂げたことは称賛に値すると思う」
「世界的な舞台でメキシコの旗を振るレーシングチームがあるのは素晴らしいことだ。レースバードを初めて見るのが待ちきれない」
「このボートと、E1がファンのために作り出そうとしているイベントについて、たくさんのポジティブな話を聞いている」
「これは僕のキャリアにとって大きな挑戦であり、学びの場となることは間違いない。メキシコをはじめ、世界中のファンを増やす手助けをするのが楽しみだ」
フォーミュラEのチェアマンであり、エクストリームEではCEOを務めるなど積極的に電動シリーズの立ち上げを進めているアガグは、次のように語っている。
「私とチェコ(ペレス)は、チェコが私のチームでドライブしていたGP2時代に一緒に仕事をして以来、親しい友人であり続けている」
「私が彼をドライバーとして採用し、セルジオがE1で自分のチームを立ち上げるというのは、物事が一巡したような感じがする。おかしな感じだ」
「彼は非常に速く、才能あるレーシングドライバーであるだけでなく、クレバーで、チームオーナーとして成功するために必要なすべての資質を備えている」
「チェコをE1ファミリーに迎えることができ、とてもうれしく思っている」
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