Bugatti Grand Tour Day 3
ブガッティ グラン ツール 3日目
イアン・カラムが手掛けた25台だけのヴァンキッシュが英国コンクールで初公開
仏曲技飛行チームの名技を鑑賞
総勢23台のヴェイロンとシロンが、イタリア・ミラノから隊列を組んでゆかりの地を訪ねゆく「ブガッティ グラン ツール」。一行はフランス・サロン=ド=プロヴァンスで3日目の朝を迎えた。
辿り着いたのは、フランス空軍のアクロバティック・チーム「パトルイユ・ド・フランス」の拠点、第701空軍基地。参加者はここで朝食を取り、華麗なアクロバティック飛行の訓練を視察した。
空の世界とブガッティには深いつながりがある。かつてエットーレ・ブガッティは数機の航空機を構想、1938年には実際にエアレーサー「100P」を製作している。世界最速の飛行機を目指して設計したレース用マシンだった。
ヨーロッパの実力派アクロバティックチームの中でも、練度の高さを誇るパトルイユ・ド・フランスによる鮮やかな曲技飛行を堪能した面々は、シャトー・ラ・ガレーでランチ。ぶどう畑を一望するテーブルで、プロヴァンス料理を楽しんだ。
エットーレが愛したプロヴァンスとブルゴーニュ
3日目の目的地、ブルゴーニュで一番大きな都、ボーヌを目指すシロンとヴェイロンのキャラバンは、ブルゴーニュきっての名醸地として知られるコート=ドールを進む。ディナーの会場は、ボーヌの中心部にある歴史的建造物、オスピス・ド・ボーヌ。ゴシック・フランボワイヨン様式の建築は、15世紀に貧しく病に苦しむ人々を救済するオテル・デュー(施療院)として建てられた。
“ワインを作る病院”として5世紀にわたる伝統があり、現在はピノ・ノワール50ヘクタール、シャルドネ10ヘクタールのぶどう畑を所有。醸造したワインの85%は特級(グランクリュ)、または一級(プルミエクリュ)に格付けされる。醸造したワインはクリスティーズで年に一度競売にかけられるが、世界でもっとも有名なワインオークションとして知られている。
エットーレはプロヴァンスやブルゴーニュの地をドライブすることをこよなく愛した。ツアーの参加者は、かつてエットーレも愛でたであろうプロヴァンスとブルゴーニュの食材やワインをひとしきり楽しんだ。
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