もくじ
ー 2種類のMパフォーマンスを投入
ー デザイン、空力性能の向上について
ー エンジンの見直しは?
ー ディーゼル 噴射圧引き上げ
2種類のMパフォーマンスを投入
BMWは次期3シリーズの快適性向上に注力することで、メルセデス・ベンツCクラスに対する競争力を高めている。
3シリーズはブランド内で最も売れているモデルではあるものの、Cクラスには及んでいない。2017年には、Cクラスが17万6915台を売り上げたのに対し、12万9053台と差をつけられた。これを受け、BMWのエンジニアは3シリーズの訴求力を高めることを急いでいる。
したがって、次期型は今以上に幅広いグレードが設けられるだろう。パフォーマンスを追求したMモデルの存在もある。
最初に投入されるのは3.0ℓツインスクロールターボの直列6気筒を搭載したM340i Mパフォーマンスで、365ps程度になるだろう。それに続いて324psのディーゼルエンジンを搭載するM340d xDrive Mパフォーマンスが登場する。
来年登場する7世代目3シリーズの拡大計画は、2種類の6気筒を採用するMパフォーマンスモデルの投入がカギとなるだろう。最新型5シリーズで採られた手法と同様に、サルーンとエステートが同時にデビューした後、少ししてからMパフォーマンスが登場することになりそうだ。これは通常の6気筒モデルと最上位のM3との中間を埋めるモデルとなる。
デザイン、空力性能の向上について
新たなパフォーマンスモデルは、アウディS4 クワトロやメルセデス-AMG C43 4Maticをターゲットとしている。スタイリングのタッチやシャシーのチューニングに変更が加えられ、やや上級な装備が与えられるのが特徴だ。AUTOCARの取材によれば、これらは遅れて2020年に登場する2ドアクーペのM440i/M440dのベースとなると考えられる。
次期3シリーズのデザインを担当したのは、以前BMWブランドのデザイン部門ボスであったカリム・ハビブだ。彼は昨年インフィニティに移籍した。
ミュンヘンにある風洞施設で開発された最初のモデルとなるG20は、5シリーズと同等の空力性能を持っているようだ。流れるようなボディスタイルのおかげで、Cd値は0.22程度に抑えられると言われている。
エフィシェント・ダイナミクスプログラムの遂行により、BMWは3シリーズの環境性能を高めてきた。同社は新モデルに搭載するガソリンエンジンに改良を施すことにより、さらなる低排出ガス化に務める考えだ。
エンジンの見直しは?
BMWの内部筋によれば、3気筒や4気筒を搭載する316i、318i、320i、330iなどには標準で後輪駆動が用意される。その中の一部グレードは、xDriveと呼ばれる4WD仕様も選択可能だ。そのうえに位置する340iやM340i Mパフォーマンスは後輪駆動となるだろう。
BMWはガソリンエンジンを順次アップグレードしている。先日発表された2シリーズ・アクティブツアラーのフェイスリフトモデルでも小変更が加えられていた。インジェクションシステム、NOxを低減する微粒子フィルター、そしてベルトドライブシステムの見直しや冷却装置の効率化などによりパワーとトルクがやや向上する。
CLARプラットフォームの採用による重量減と組み合わさり、ガソリンモデルの燃費や排出ガスの値がモデル全体で5%程度改善している。
現時点では確証は取れていないが、BMWがウォーターインジェクションを採用する可能性もある。これはM4 GTSに使われていたものだが、以前われわれも3気筒の118iに同様の装置を取りつけたプロトタイプをテストしている。効率とパフォーマンスを両立することは証明済みだが、水のタンクをエンジン付近に設置する必要があり、パッケージングが複雑化してしまう。
ディーゼル 噴射圧引き上げ
ガソリンエンジンと並び、ディーゼルも複数機種がラインナップされる。現行の325dに使われる2.0ℓユニットには、2ステージ・ターボやSCRフィルターの搭載によって環境性能の向上が期待させる。
それと同時に、BMWはコモンレール式インジェクションの噴射圧力を3気筒では現在の2000バールから2200バールへ、4気筒では2500バールへと高める計画がある。325dでは2700バールまで引き上げられるようだ。
さらに、現在の3.0ℓ直6ディーゼルにも改良が加えられ、330d、340d、M340d xDrive Mパフォーマンスなどがラインナップされるだろう。
なお、「G20 次期型BMW 3シリーズ CLAR採用で最大50kg減か エンジンも予想」にて、さらに詳細な情報をご覧いただける。
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