リアム・ローソン(TEAM MUGEN)が今季3勝目を挙げ、宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)とのタイトル争いがますます激化する予感を感じさせたスーパーフォーミュラ第6戦富士。ただ今回の“ドライバー・オブ・ザ・デイ”を挙げるとするならば、20番手スタートから4位でフィニッシュしてみせた平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)ではないだろうか。
予選ではマシンバランスに苦戦し、Q1敗退に終わった平川。彼は予選で中団に沈みながらも決勝で追い上げるレースを度々見せてきたが、今回はほぼ最後尾からのスタートということもあって、本人も「ポイントを獲れるかどうかのレースになると思っていた」という。
■リアム・ローソン、鮮やかアンダーカットで今季3勝目。ポイントリーダー宮田莉朋と1点差で“がっぷり四つ”|スーパーフォーミュラ第6戦富士
しかし平川は完璧なレース運びを見せた。序盤からみるみる順位を上げ、10周目にはポイント圏内のトップ10まで浮上。上位陣が軒並み早めのピットインを選択する中でステイアウトを選択し、中盤に山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)がピットインしてからは先頭でレースを引っ張った後、残り10周に近付いたタイミングでフレッシュタイヤに交換して8番手でコースに戻った。
そこからのペースもまた驚異的で、ファステストラップを更新しながら次々ライバルをオーバーテイク。最後は最終ラップの最終コーナーで佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING)を攻略し、4位でチェッカーを受けた。
「長くレースをやっていれば良いことも悪いこともありますが、そういう意味で今日は良い日でしたね。色々ありましたが、チャレンジをやめずに諦めなかったことで良いステップを踏めました。クルマには自信があったのですが、ここまで良いとは思っていなくて予想外でした」
そう振り返った平川は、今回のレースに点数をつけるなら何点かと問われ、「100点」と言い切った。
スタート、そして直後の位置どりもうまくいき、オーバーテイクも想定したタイミング通りに完遂。ステイアウトしてからも前を行く山本に近付き過ぎない絶妙なギャップでクリーンエアの走行を続け、絶妙なタイミングでピットに入り、クルーもミスなく送り出してくれた。「こんなことあって良いのかな、というくらい」「こういうこともたまにはあって良いと思う」と語る平川の言葉からは想定外の結果に驚きを隠せない様子が伝わってきた。
今回の富士戦は、早めのピットインと遅めのピットイン、どちらが最終的に得だったかを判断しづらい難しいレースとなった。実際レース後の関係者に話を聞いても、後から考えてもどれがベストな戦略だったかを言うのは難しいという声もしばしば聞かれた。
平川も、今回は良いタイミングでピットに入ることができたものの、作戦を決めるのは難しかったと振り返った
「(ステイアウトしても)僕の前に誰かいたら抑えられてしまうので、作戦を組むのは難しいですね。(前戦)SUGOみたいに10周目で入った方が良いという時もありますから」
「今回も山本選手に近付いていたら引っかかって影響を受けたと思いますが、うまくいって良かったです」
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