ブガッティ・サーキットで行なわれているMotoGP第5戦フランスGP。そのMoto3クラス初日のフリー走行では、ガブリエル・ロドリゴ(Indonesian Racing Gresini Moto3)がトップタイムをマークした。
Moto3クラスの走行はFP1こそウエットコンディションで行なわれたが、雨が降り止んだこともあり、午後のFP2はドライコンディションに。各ライダーはFP1から大きくタイムを縮めていった。
■Moto3デビュー2ヵ月で3連勝。“未来の王者”と注目集めるペドロ・アコスタは何者なのか?
初日総合トップタイムのロドリゴは、1分42秒150をマーク。彼はFP1でも4番手タイムをマークしており、ウエットとドライの両コンディションで上位につけた。
2番手タイムはダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)、2番手にはジャウマ・マシア(Red Bull KTM Ajo)が続いている。
Moto3クラスに参戦する日本人ライダーで最上位となったのは総合8番手に入った山中琉聖(CarXpert PruestelGP)。10番手には佐々木歩夢(Red Bull KTM Tech 3)が入ったが、22番手に鳥羽海渡(CIP Green Power)、23番手に國井勇輝(Honda Team Asia)、24番手に鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)と他日本人ライダーは苦戦気味の1日となった。
なお今回ワイルドカード参戦でMoto3クラスへデビューした松山拓磨(Honda Team Asia)は、総合26番手タイムを記録した。FP1では転倒も経験している。
また3連勝で注目を集めているルーキーのペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)は、初日を総合18番手で終了。彼もFP1では転倒を喫しており、こちらも苦戦気味の初日となった。
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