ジュリアーノ・アレジ(VANTELIN TEAM TOM’S)は、スーパーフォーミュラ第1戦富士の決勝レースで、福住仁嶺(ThreeBond Racing)と接触した責任を認めた。
レース終盤、福住と8位を争っていたアレジは、36周目のターン1でインに飛び込んだが2台は接触。共にターン1のグラベルでレースを終えることになってしまった。
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この事故によりセーフティカー(SC)が出動。コース上に出てしまったダートの量が多く、清掃作業が間に合わなかったようで、41周のレースはSC先導のままチェッカーとなった。
このアクシデントを引き起こしたとして、アレジは翌9日(日)に開催される第2戦での4グリッド降格処分を受けることになった。
アレジは18番グリッドスタートから着実に前進していただけに、ポイント獲得のチャンスを活かせなかったことを悔やんだ。
「あれは僕のミスジャッジだったんだ。外から見直してそれに気がついた」
そうアレジは語った。
「最も重要なことは、このようなミスを二度と起こさないようにすることだ」
「ニレイとも話をした。彼が怪我をしていないか心配だったが、大丈夫だったようだ。もちろん、彼にも謝った」
「二人ともポイント圏内でフィニッシュしたかったし、あのようなフィニッシュは避けたかった。ポイント争いを繰り広げていただけに、残念だ」
福住はmotorsport.comの取材に対し、ターン1でインサイドのラインを守っていたため、アレジのアタックに驚かされたと語った。
「僕は完全に(インを)閉めている感覚だったので、内側には入ってこないだろうと思っていました」と福住は振り返る。
「そこでアレジは白線の内側に入ってきました。あれは走路外走行なんですよ」
「走路外走行をして、なおかつ僕にぶつかってきたのでありえないと思いますが、終わったことなので仕方ないですし、僕もポイントをとれるチャンスがあったので非常に悔しいです」
だがアレジも福住も、この事故が起こる前の自分たちのパフォーマンスには満足しており、日曜日の富士での第2戦で再びトップ10入りのチャンスがあることを望んでいる。
アレジは「ペースは悪くなかったし、シーズンのスタートとしてはまずまずだった」と語った。
「予選ではもっとポテンシャルがあったのに、18番手からのスタートではまったく助けにならなかった」
「タイヤについては、まだ大きな疑問符がついているので1周1周学ばなければならない。明日はまたポイント圏内に入れると思うので、すべてを管理し、まとめていくことが重要だ」
福住は次のように第2戦に向けて意気込んだ。
「鈴鹿のテストとは、かなりコンディションが違います。予選はもっと頑張らないといけないですが、今日学んだことを今後のレースに活かしていきたいです」
なお、第2戦の予選で福住はQ2に進出し10番手。一方のアレジは、走路外走行により最速タイムが抹消されたこともあってQ1を突破できず。ペナルティもあって後方から追い上げを狙うレースとなる。
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