フェラーリは長くF1でのチャンピオン獲得から遠ざかっている。最後にコンストラクターズタイトルを獲得したのは2008年、ドライバーズタイトルについて言えば、さらにその1年前ということになる。
そのフェラーリはこの”連敗”期間から脱するため、今季のF1活動予算を増額する方針であるという。
今シーズンのフェラーリは、新たにマティア・ビノットがチーム代表に就任し、新体制で戦うことになる。
フェラーリのCEOであるルイス・カッミレーリは先週、記者会見で次のように語った。
「昨年のF1でのパフォーマンスは、2008年にコンストラクターズチャンピオンを獲得して以来、最高のモノだった。しかし、優勝カップを掲げるという野心は、少し足りなかった」
「我々の今後の目標は、いつものように”勝利すること”だということに変わりはない」
「2019年、我々はこの野心を反映して、支出の増加を予定している。しかし、2021年に施行される予定のコンコルド協定の一部ともなっている、新しい戦術的な規則に対応するために必要な開発に関する支出も含まれている」
カッミレーリがここで言う「2021年に向けて必要な開発」とは、何を意味しているのかは明確ではない。なぜなら、2021年以降の的にかるレギュレーションについては、まだ確定されたモノはないからだ。
しかしながら、エンジンについては、現行のV6ツインターボ+ハイブリッド(運動エネルギー&熱エネルギーの回生)から進化させる方向で調整が進められている。またリバティ・メディアは、チーム間の格差が少なくなるよう、年間の予算制限を盛り込むことを示唆していたが、これが実際にどうなって行くのかは、フェラーリやレッドブル、そしてメルセデスなどが注視している。
かつてフェラーリは、2021年以降のF1が、フェラーリが求めるような形ではないと判断した場合、撤退も辞さない姿勢を保っていた。しかし、カッミレーリがCEOに就任して以降はその姿勢は和らぎ、さらに今年の予算を拡大させると宣言したことは、F1撤退という可能性から若干遠退いたと言うことができるだろう。
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